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FC FALCO ゆおコーチのブログ ~弱い自分と向き合おう~
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2022/08/15のBlog
[ 06:54 ] [ FC FALCOとは‥ ]
昨日は夕方からまた防災グランドでサッカーをやりました!

昨日の企画は現在の高校1年生メンバーとの交流会でした。現役が一番良く知っている先輩達。その先輩達に高円宮杯前に喝を入れてもらいたい狙いと、高校1年生メンバー各高校に散らばって、それぞれの悩みを抱えているものを仲間として共有し、またがんばろうって活力になればいいなと思いました。

また戻ってこれる場所があるというのは人の支えになるし、ファルコがやり続ける意味と価値にもなると思う。そういう場所を預かっているだけに、本当に大袈裟ではなく一人一人の大切な人生の1ページになっているという責任感を持たないといけないと強く思いました。
最初はちょっと高校生になって照れ臭そうなみんなでしたが、とにかく元気でした!!

この日、このピッチだけは悩みを捨てて思い切り楽しんでほしいな~・・・と思っていたのですが、そんな心配など必要なくみんなは躍動しファルコの時のようなチームとしての連携も見せてくれました。本当にサッカーが大好きなメンバーで、一人一人の個性が際立っていて、武器もハッキリしていたからお互いがお互いの良さを改めて受け入れる必要などなく、逆に現役チームがモゴモゴしているうちにあっという間に喰われました(笑)

最初の得点が入るまでは現役も粘ったものの、そこからは現在香川でがんばっている優耶くんの独壇場で暴れ回られてしまい大量失点。またサッカーから今はちょっと離れていて一番みんなに体力などを心配されていたはずの大輝くんがまるでファルコの時と全く遜色ないプレーを見せるなど昔からあったセンスの塊感を出しまくり、攻撃はこの二人でボコボコに現役をしてくれました(笑)
やっぱり武器ってすごいな~と思いました。現役にもずっと各自の武器を出すように、って話をしているけど、ここまで説得力のあるやられ方をすれば意味を分かってくれたと思う。

まさしく【手の付けられない】状態になったみんなはどうしようもなくやられました。中盤で自信を持ってキープ出来ていたのに、【1+1=3】になる方程式を見せてくれていた隼也くん、陽晟くんの中盤ゴールデンコンビの早いプレッシャーに何度も何度も潰されました。そこからサイドに展開され、スーパードリブラーの朔弥くんには2,3人でも剥がされ何度も失点。やっと前に繋げても後ろの斗碧くん、龍之介くん、勝斗くんが鉄壁に守備をしてくれて全く動けないコーチ二人のハンデなどお構いなしに守ってくれました。そして、何度か迎えた現役の決定機にも、キーパー眞登くんのスーパーセーブに合い、最後の最後まで1点も奪えずに終わりました。
サッカーってどういうものなのか?どうすれば【うまくいく(ように見える)】のか?が詰まっていた高校1年生チームが大きなヒントをくれました!

大量得点の高校生に対して1点も取れなかった現役生・・・違いは???終わってから話をしたけど、やっぱり理解をしていない。能力が高いからやられた???そんなレベルではなく、圧倒的な差は【仲間に対する信頼度】だった。明確な答えが出てからじゃないと動かない現役に対して、信頼をして先に動き出す高校生との差は明確。

高校生はもっとファルコの時にいっぱい感情を出し合って、言い合いもして、そこから一つにまとまっていった。最初から感情も出さずに【良い子っぽい空気の現役】には理解は出来ない事かも知れないが、試合中にお互いのプレーにブツブツ言ってるそんな小さな心でサッカーやってても繋がるはずもない。その差が交代しながら疲れも楽なはずなのに、差は広がる一方になった大きな要因だろう。
身近に、いつもこうして最高のお手本があるという事を甘えてしまっていた事がもったいなかったね!

高校1年生メンバーはサッカーがどうすればうまくなるか?どうすれば楽しく出来るか?を本当によく理解していたと思う。戦術的な事などほとんど言ってないけれど、人としての繋がりの部分を何度も修正して最後はとにかくお互いを信頼してくれた事が全てだった。だから久しぶりであれ、お互いを理解する事など容易い事でボールは繋がり、特徴もパズルのようにしっかりと繋がった。

現役生にも同じ要素があるに決まっている。同じファルコで同じコーチに関わっているんだから出来ないはずがない。後はみんながチームやコーチを本当に信じてくれるか?だけだと思う。高円宮杯を前に最高の経験が出来たと思う。全てが甘かったこの経験を活かし、もう一歩階段を上がって本番を迎えよう!!

集まってくれた高校1年生メンバー達!本当にありがとう!!君達の武器が再確認出来たと思うし、また各自の高校で、ピッチの中で、自分という存在感をどんどん出してがんばってください!!ずっとずっと応援しているし、心が折れそうになったらいつでも元気にがんばるファルコの現役メンバーの顔を見に来て元気もらってください!!
2022/08/13のBlog
[ 22:59 ] [ FC FALCOとは‥ ]
今日は夕方から良い環境でサッカーを思い切り楽しみました!!

毎年この時期に一緒にライバルとして、最後は仲間として戦ってきたFC志染さんのOB会が開かれているので、その時間までにうちがグランドを使えるように予約もしてもらう形でお世話になっている時期です。

例年はお盆休みという形で入れているのですが、今年に関しては高円宮杯の初戦がお盆明けすぐというタイミングでもありお盆休みもサッカーの予定は入れました。保護者の方々にはご迷惑をお掛けしましたが、大事な子供達が高円宮杯を精一杯楽しんでもらえるように一緒にがんばりたいと思います!
今年のお盆休みは土日と重なった事もあり、現地集合にさせていただいたので多くの保護者の方々に観てもらえる機会となりました。

色々思う事もあるだろうけど、こちら側としてはやはりこれだけの保護者の方々の目があると【いつもの20倍緊張している(張り切っている)みんながいる】という事は確信しました(笑)

みんな、照れ臭い年代だけどきちんと親御さんへの感謝の気持ちはあるし、だからこそ良いプレーを見せたいと意気込んでしまう・・・。結果、昨日や一昨日の試合に比べてガチガチの様子でした(笑) 緊張と言うよりも余計な力みを感じましたね!
まずは前半の1時間はチームの紅白戦を行いました!!

層が薄いチームだからこそ全員が出場出来るというメリットがある訳です!それが何よりの環境だと思います。ちょうどの人数がちょうど良いのです!各自に責任感が芽生えるし、自覚も出てくる。プレー一つ一つの責任感は春先に比べてもかなり強くなってきたと思いました。

チーム内の競争という観点からも良いものが見えてきたし、1年生も数名がいよいよスイッチが入ってきたね、という感じを受けています。
2,3年生もそうやって1年生の押し上げにピリっとしてきたし、チーム全体の活気は出てきました。

残念ながらこの時期という事もあり、まだ全員が揃う事はありませんが参加メンバーの一人一人が自分という存在感を持ちながら、出しながら、前向きにやれている事は良かったし、芝生という最高の環境の中でテンションも高めのみんなが良い感じに見えました。

後半の1時間はFC志染さんのOBチームとの対戦!スピード、パワーが要所要所でその差を見せられ、守備ラインをぶち抜かれるシーンもたくさんありましたが、粘り強く抵抗したり、何より最後まで諦めない気持ちはしっかりと出ていました。また得点も奪う姿勢、強い気持ちを出してくれていた事も良い成果だったと思います。
今年も勝てませんでしたが、この日の試合は勝敗が意味を持つものではありません!

一緒にファルコに混ざって過ごしてくれた4名の卒業生も元気に顔を出してくれてプレーもしてくれました。それだけで十分なんです!がんばっているとかいないとか、そんなの誰かの基準だけの話であり、自分にとってはこうして顔を合わせて話せる事が何よりの幸せなのです。

敵も味方もなく、一緒のサッカー仲間という感覚で毎年この時期は一緒にサッカーを楽しみたいと思います。みんなには自分の育ったこの場所(チーム)を大切にしてほしいと思う時間でした。

交流してくださったFC志染の皆さん、ありがとうございました【礼】
2022/08/12のBlog
[ 19:24 ] [ 試合結果 ]
今日は朝から加古川中さんへお邪魔をしてトレーニングマッチをしていただきました。

6月に一度対戦させていただいたAC高砂さんも参加されていたので今日は久しぶりの対戦となりました!早朝からみんなを乗せて時間通りに到着。準備もしっかりと整えてくださった加古川中さんには感謝しかありません!水本先生はサッカー繋がりの関係もあって、こうして交流させていただいているのですが、気配りの達人ですので今日もこうして試合に招いてくださっているにも関わらず、会場準備をしてくださり自分達よりも先に、招待チーム同士の試合を組んでくださったのです・・・。グランドが一番綺麗な状態である最初のゲームを準備した自分達以外のチームが使う・・・なかなか出来ない事だと思います。

こういう心配りにもみんな気付きましたか???どうもうちのチームにはまだまだ【当たり前】な感覚が強い気がした今日という日でした・・・。
歯がゆさとかたくさんあります。

でも、各自の中にある【心が揺れ動く経験】というものはこちらが催促したり、促したり、求めるものではありません。

感動とか、悔しいとか、うれしいとか、自分自身が感じるものを大人が求めるのは絶対に違うと思うのです。もちろん、そう思ってほしい、という願いはありますが結局は、本人の【心】の事なので手出しは出来ません。ただ、そういう心が揺れ動く経験をさせる事を一生懸命にやるだけだと思っています。

みんなの心は正直今、【誰かの期待や思いでつくられたもの】が本当に多いし、この意味を大人が理解してほしい。
本人の気持ちを越えて先に【評価】をしてしまう大人。

その影響で、【僕はそうなんだ】と思い込んでしまう子供。

だから、このファルコでは時間を掛け、何だったら3年間の全部を費やしてしまう子もいるだろうけど、【自分の気持ち】を大事にしてもらっています。その心を開放し、それを仲間にぶつけられる関係性。それが出来た子は本当の仲間として最高のチームを作る事になるのです。

心を早く開放出来るかどうか?!もちろん多感期のこの年代に一番難しい事かも知れません。でも、同時にやる価値をいっぱい感じています。

今日の試合もハッキリとは伝えていないのですが、みんなの【がんばってくれている前提】で試合を観ても【何か物足りない】と思うのはそこなんです。
各自の思いがあるはずなのに、それを出さずに時間だけが過ぎる・・・。

結果は出るが、その結果が自分の中に残らないのは自身の思いを出さないからだと分かっているのですが、このまま伝えても伝わりにくいと思い我慢をしている。経験させて話をする。この繰り返ししかない!心の優しい、真面目な子ばかりが集まっているからこそ、伝え方が重要だと思う。

まともに伝えて、まともに受け取っただけでは残らない。それを実感しているからこそ工夫が必要になる。簡単ではないけど、がんばりたい部分!!

試合のほうは、前回の対戦より粘り強く対応出来ていたけれど、攻撃の選手達の中の【気迫、本気度】みたいなものが足りない事が見える。

何度も言うが【がんばっている前提】で、その足りない部分を補わないといけないから難しいのです。試合後に、いつもはやらない勝負をやってもらった。

ビックリするような本気が出てきた。どうして試合でそれを出さない??ってなぐらいに(笑)

そこが難しく、面白いのだろう。自分がサッカーを小さく考えてしまっているからそうなるだけの話。勝負事、勝つ事、必死になる事、夢中になる事。。。全ては幼少期に日が暮れるまで遊んだ時間の中に全て入っている事。だから、【鍛える】のではなく【思い出させる】事なんだろう・・・。育ってきた環境など人それぞれだから違いはあるだろうけど、そういう一人の人間を形成している色々な部分から材料を見つけ、関わっていきたいと思います!

良い試合経験をさせてくださった加古川中さん、AC高砂さん、ありがとうございました【礼】
2022/08/11のBlog
[ 16:25 ] [ 試合結果 ]
今日は朝から姫路にある【第二の故郷】である広畑東グランドでトレーニングマッチをする為に行きました。

津田さんにはこちらの都合を理解していただき、日程も配慮していただきました。夏休み前にコロナの影響でしばらく活動が出来なかったチーム。ようやく再開した時には暑さが酷く、身体を慣れされるにも時間が必要です。

無理をしても熱中症になるし、がんばらなければ前には進めない。この葛藤の中で日々活動しているうちにとって津田さんのような理解者がいてくださる事は本当にありがたい事でした。広畑東グランドは【生きています】。20年間毎年通わせてもらっていますが、年々その姿を変えているし、グランドは決して高価な芝生でもありません。草がたくさん覆い茂った中ではあるのですが、津田さんの活動が物語っているかのようにそのグランドを大切に保持されている証はあちこちに見えて、自分にとっては本当に輝いて見えます!この素晴らしいお手本を見て、自分も自チームのグランドを大切にしていきたいと強く思いました。
しかもありがたいのはグランドだけではなく、活動が同じくやりにくい状況になってしまった津田さんが高円宮杯を控えたこの夏に対戦したい相手として選んでくださった事です。

他チームのそんな候補に挙がるだけでもありがたいし、その気持ちをしっかりと受け止めて全力でぶつかっていこう!という話をしました。つい先日のトレーニングマッチでは見下された空気を作られてしまった事を含めて甘かったという話を最後にしていたし、そのリベンジの場としても今日は感謝を恩返しする強気のプレーでがんばろうと話しました。

今日は後ろの選手達が前の選手を前でがんばらせる為に高いラインを設定してやるように話をしたら、その話の通りにしっかりと前から圧力を掛けて相手を押し込む展開に持っていけました。強い気持ちとチーム内に生まれてきた競争心によって出ている選手のモチベーションは高く、試合をしながらも対戦相手より自分達、自分自身との戦いが出来る子が増えました。
次のメンバーでのゲームでも、各自のがんばりはそれなりには見えました。

でも試合後に数人が自分の出来を聞いてきてくれた時に話をしたように、まだまだやらないといけない、相手の心がしんどくなるまで押し切る力強さは足りなかったよ、という所。姿勢は前向きで、攻撃への回数やアクションは多かったのですが、攻撃における【最後の一歩、最後の一本】が甘かった部分はある。

まぁチャンスは作れたし・・・という甘い考えがたくさん横切っていたように思う。そういう時に、もっと全体が【この基準じゃダメだぞ!】という選手が出てこないと全体がこの緩かった空気の中で甘えてしまうものです。強さを要求出来るリーダーがこの集団の中、特に1年生の中から出てきてほしいと楽しみにしています。
だいぶ暑さにも慣れていたみんなの様子を見て、最後もう一本増やしてもらいました。

ここではスタメン組のメンバーが勝ちきる強さを出せなかった・・・。勝負へのこだわりの事はずっと言ってきているのですが、先制され、追いついた所で満足してしまっている子がいた事がチーム全体を鼓舞出来なかった要因だろう。

この夏、こういう場面の一つ一つで甘えを捨ててやりきる強さを持たないとどんな相手にでも簡単に喰われてしまう事を分かってほしい。
それでも一人一人の視点で言えばがんばり所が各自にあってそこは十分に評価をしたい!

ただ、その裏返しで課題としては一人一人のそのがんばりのタイミングがズレてしまうから効果的な攻撃、守備がやりきれなかった事は頭に置いておいてほしい。

日程を終えて相手の監督である西澤さんがわざわざみんなに激励の言葉をくださいました。どう響いたか?は各自なりだと思うけど、自分はやはりありがたいと思った。こんな相手チームの事まで考えて言葉をくれるなんてなかなかないし、それも含めてみんなの人間性がそうさせた一つの成果だと思う。前向きにがんばっていれば、こういう前向きな出来事がたくさん増えていく。いつも楽しいという事ばかりが前向きではなく、自分との戦いに挑戦する事が前向きの証。一人一人違う課題と武器にしっかりと向き合って良い【個】を育てていきましょう!!

対戦してくださった津田さん!ありがとうございました【礼】
2022/08/09のBlog
[ 16:56 ] [ 練習の様子 ]
昨日の活動でまた大きなものを気付かせてもらいました。

自分の存在って何だろうか?コーチって?指導者って?人と人の繋がりって?・・・

そんな事を一晩中考える中で一つの答えを自分なりに見つけました。正解を求めたものではなく、自分自身で出した答えである事に意味があると思っています。優しいを勘違いしないように!!!甘やかす事ではないという事。寄り添うという行為は先に手助けするものではないという事。人を空気として扱わない事。そんな事をしっかり整理し、今日も最初に大切な話をしました。

夏の集大成となる高円宮杯では何を目的にした戦いをしないといけないのか?目先の勝敗ではなく、各自が自分の中で戦えているのかどうか?ベンチで満足?心からスタメンを応援している?出来る?その為にはどうすればいい?そんな話をしました。
うちは確実に甘いよ、という基準の話。

今日、目の前で【必死にやってみて!】という言葉に反応してがんばってくれた1対1は【守備対守備】でした。意味が伝わりにくいかも知れませんが、彼等の中にある【失いたくない本能】がある限り、チャレンジもなければ殻を破る事もなければ、壁を乗り越える事も出来ないという話をしました。

そこからはかなり厳しい言葉も含めて目の色を変えて勝負をしてもらいました!明らかに変化はしたけど、スイッチを押したのはコーチだったよね?だから今日の変化は各自の成果ではないという事をまず認識してほしい。そして、そのスイッチを自分で押さないといけない事も理解してほしい。
このメンバーはこれまでの経験の中で【がんばりました】はあるけれど、【必死】になった事はないという事なんです。

だから基準値を高める為には仲間の力が必要であり、周りの助けが必要になってくる。

一人では越えられないけど、背中を押されればがんばれる子はいる。今はこうやって少しずつ自分の中にある基準を一旦壊し、越える経験をするしかない。その経験を持って【自分一人でも必死になれる】という基準を持てないと戦えないという事。
チームとして戦うスポーツだとしても、中でやる一人一人の判断の延長に勝利や勝敗が決まってくる。

最後のゲームでも、自分の【ちょっとした】と思っているミス一つで仲間を苦しめる状況が生まれる。それらを助け合うのもまたこのスポーツの特徴でもあるけれど、ずっと助けられる基準の中にいるとその事すら当たり前だと勘違いをする。

自分が身体を張り、心を張り、仲間の為に力になる経験をしないと少年から男にはなれない。1年生はまだまだ甘えてばかりで自分からの意思表示はあっても、仲間を助ける、指示をする勇気も責任もない。
がんばっている事は認めるが、必死になる経験をこの夏には求めたい。

実際に、自分の中で【これ以上ないがんばりをしたつもり】でも、隣を見ればもっとすごい2,3年生がいる事は練習中でも簡単に分かる話。基準をその2,3年生のほうへ向けられるかどうか?が自分の成長に繋がる。いつまでも【僕なりに・・・】では前には進めない。

この夏に一つ殻を破ってほしい。

少年から男になる兆しが見えれば涼しくなる秋に成果は出てくる。今が一番きついだろうけど、こういう一つ一つを逃げずに向き合ってほしい。何度も言うが、弱い事は構わないが、卑怯にだけはならないでほしい。

一歩踏み出せる夏にしよう!!本気の集団になろう!
2022/08/06のBlog
[ 18:15 ] [ 試合結果 ]
今日は朝から久しぶりのトレーニングマッチでした!!

強い雨が降っていた朝・・・これは試合無理だろうな~・・・と思っていたのですが、会場の滝野中さんでは全く降っていなくて、グランドはとても良い状態でした。そんな会場をさらに試合が出来るように色々な設営をしてもらっているみんな。会場まで車で送ってもらい、服さえ着替えればもう試合が出来る環境が整った状態・・・。

分かりますか?当たり前じゃないって事を。そこが全然分かっていなくて相手にする挨拶すら人の後ろに隠れてモジモジしたような子ばかり・・・久しぶりだから?緊張しているから?とか一切関係なく、一人一人の人間性の話なんですよ。自分が今日という場で何をやるのか?どうしたいのか?を考えれば行動って見えてくるもんです。そんな話からスタートしないといけないまだまだ幼いみんなでした。
そこに久しぶりだから保護者の方々も応援にたくさん来てくださいました。

この設定が整ってしまうと子供達の力みが5割増しします(笑) 今日は一言で言うと【散々】でした。試合勘だとか、そういう以前の部分が大きな問題。毎回の練習でも言ってるけれど、現状の自分を丁寧に観察する事が欠けている。

だから曖昧にしてきた部分、誤魔化してきた部分が一気に出た【だけ】の話。つまり今日だけが散々ではなく、普段の取り組み、トレーニングの状態も今はそういう意識でしか取り組めていないという事なんです。

でもね!子供というのは経験させるのが一番の近道なんです。

今日で思い知ってほしいのですがどれだけの選手の心に響いてくれたか?です。本当に覚悟決めてやらないといつまでも出来ると勘違いしていては痛い目に遭うよ、って事。

うまくいかない理由はある。それを解決する方法はある。でも、目先の手っ取り早い修正をする事など何の意味もない。目先の修正をして、目先の勝利を得た所で選手に何かが積み上がるものではない。大事なのは、【何を学べたか?】が残せる事。

今日の相手は滝野中さんとリーグ戦でも勝てなかった小野中さん。
どちらもこの時代のこの地域にしては人数の多いチーム。

良い選手もたくさんいる。そういう中で心を燃やしてぶつかれたのか???と問うと、甘かったという選手のほうが多い。言われてから、やられてから、負けてから、ってタイミングの気付きでは成長が遅くなるのは当然ですよ。

進んでいく子というのは自分のタイミングで気付く。自分のタイミングでチャレンジが出来る。言われた時に、言われた事しかしないレベルでは遅くなるのは当然だ。

今日の活動で一番大きな課題として見えたのは【関わる】の意味を理解出来ていない、もしくは勘違いしている子の多さ。優しい?!ってポイントを稼ぐ行動は誰の、何の為にもならない。一人に責任を持たせるという事の意味と価値を全然理解していない事が分かった事だけが収穫。
さぁ!今日のこの経験(ほぼうまくいかなかった)を経て、どうするか?だ!

緊張した?それで済ませる???
暑かった?しんどかった?それで終わり???

サッカーは自由だからこそ、そんなに甘くないんだよ。好きなら本気でぶつかれ!

勝てたらいいな、なんかじゃ絶対に勝てない。将来サッカーで上を目指す訳じゃないので・・・なんてくだらん言い訳していないで本気で努力をしてみせろ!今を全力で向き合えない奴の将来や夢なんて何一つ叶うはずがない。

もっと毎日頭と心を燃やしてほしい!今日は本来高円宮杯の初戦だった事を考えれば、今日じゃなくて良かったね、と言うしかない。2週間のチャンスを自らの努力で掴み取ってくれ!!

みんなの奮起を期待しています!!

会場設営、対戦してくださった滝野中さん、小野中さんありがとうございました【礼】
2022/08/05のBlog
[ 21:51 ] [ 練習の様子 ]
今日のナイター練習!!

8月に入ってから毎日のように夕立があり、しかもその一度に降る雨の量が今までとは全く違うようになってきました・・・。グランドは一瞬にして水浸しになりトレーニングも室内でのトレーニングとなりました。とは言っても活動出来る事自体に喜びは感じているのであまり問題とは捉えていません。

子供達の表情も日焼けした真っ黒な健康的なものになってきました。活動出来なかった期間が長く、体力的にも低下した状態からの再スタートでしたが、少しずつ戻ってきた感覚はあります。
でも、自分は体力の課題よりも各自の中にある心の問題や課題のほうが本当に大切だと思っています。

大人になっていくにつれ、色々考え過ぎるから行動が起こせなくなっていく。無邪気に、何も考えないで動き回っている幼少期って悩むとか考えるよりも楽しい事をしたいだけの一心だから朝から晩まで遊んでいられるのです。それがなくなっていくのは好きなスポーツすら【習い事】であり、習い事とは教わって上達するものであり、機械的な習得しかしなくなっているのです。

そんなみんなに【がんばれ!】と声を掛けたとしても通常の関係性ならば【やらないと怒られるから・・・】というがんばりになる。自らの意思でがんばりたい!と思ってくれるチームにしたいと思っています。
その為には常日頃から、【関係性】を重視します。

何かをアドバイスしたとします。でも、一方的なアドバイスなんて聞いてるフリだけで実際にはその相手に入っていかない(入ってもすぐに消える)ものです。でも、自分から興味を持って聞いた事やアドバイスを心から共感した場合は入っていきます。その入る為の努力は日頃のコミュニケーションだったり、対話だったりです。

それを怠ってトレーニング三昧、試合三昧にした所で選手はただの駒でしかないのです。
子供達が、子供達らしく、自分らしく、というものがどんな試合、どんな相手にでも出せる姿にするのが目標です。

一人一人違うとか、個性だとか、言うのは簡単だけどいざ試合や大会になれば、大人の、コーチの作戦で動く、、、なんて結局は子供一人一人の気持ちに寄り添うなんて事は考えていないのですよね。そうやってきた自分の過去を振り返っても、今は子供達がどれだけ生き生きと好きなサッカーを、好きな仲間とがんばれるか?を見守る事が何よりの楽しみだし、葛藤しながらも成長していく姿がうれしい。
まだまだ子供から信頼を全てされている訳ではないだろうけど、自分からは信頼をする。

関係性を整えた上でアドバイスや指示もやっていきたいと思う。

【こうやってみたらどう???】と声を掛けた時に、

【確かに!!それをやってみたい!!】と思ってもらえる関係性。

そこが全てだと思う。それ以外はコーチの自己満足に過ぎない。

子供が成長する為の準備。

明日は久しぶりのトレーニングマッチ!!みんなのがんばりを楽しみにしています!!
2022/08/04のBlog
[ 21:30 ] [ 練習の様子 ]
今日は朝からファルコ立ち上げ以来?!ってなぐらい珍しい二部練習をしました。

どうして???と思われる方も多いと思うのですが、コロナの休み期間があったから挽回しようとか、練習量を上げておきたいとか、夏が暑いから苦労させようとか、そんな気持ちでは全くありません!!

このチームに今、必要な事だと思ったからです。本当にそれだけなんです。

チームは一つの生き物であり、風邪を引いたら内科、怪我をしたら外科、目が悪ければ眼科、耳や鼻が悪ければ耳鼻科、などなど生き物であればそれに応じた治療法が必要です。チームを治療しようとは思っていません。でも、【必要に応じた】事をしなければ子供達にとって意味あるものにはならないという事です。夏だから遠征に行く。親のお金だから成果を残せ、もっとがんばれ、なんて事をやる事に価値を見出すチームではないという事です。
理屈ではなく、子供達にとって大切な事は何か???をずっと考えてはいます。でも、明確な答えなどありません。

大事なのは【本音でそう思っているか?自分自身への欲は消せているのか?】という部分だと思います。何をやろうが、どこに行こうが、どんなに試合をやろうが、【作業】や【嫌々】になっている人間に成果などありません。

その経験をした先の人間は【その頃我慢した腹いせに遊びまくる】という結末に至る事が多々あります。先でそうなったのだから今関わる私の責任ではない・・・とも言えますが、育成の指導者というものは先の人生でどういう考え方で過ごせているか?が価値になってくると思っています。
今日は二部練習を通して、子供達の成果や本音、チームとしての大きな武器と大きな課題がたくさん見えました。

良い時間を過ごせたと思っています。普段の親の送迎、暑い日のクーラー、ありがたみって【理不尽と思える経験から得られるもの】なんです。みんなは何不自由なく生活させてもらっている事へのありがたみや感謝をゆっくり大きくなっていくにつれて周りに返していく必要があるんです。

仲間を助け、仲間に助けられる。一生その人生が続くのですから自分が周りの為に力を注ぐというのは当然の事なんです。
何が起きるか分からない、予測がつかない時代を生きています。

ニュースの中の話?他人事?と思っているような災難や災害が目の前で起きる時代なんです。コロナに関しては数年前からみんなが悩まされ、マスクしている人の姿が今では当たり前になっている程時代が一つ動いた気がします・・・。そんな他で爆発的に感染していたものがまさか自分のチームで起きるなんて思ってもみませんでした・・・。

トレーニング終了間際の強烈な夕立も・・・。自然の力の前には人間の力なんて本当に何の役にも立たない事も痛感させられました・・・。

でも、人間として出来る事、この時代だからこそ出来る事を彼等はやろうとがんばってくれているし、自分もその力になりたいと思う。
たったの数分で水害レベルの雨に遭いました。

みんなが人生の中で腹をくくってがんばる機会はきっと数回あるはずです。その時の底力を今溜めておかないといけません。サッカーという素晴らしい【気付きのスポーツ】で、人と人、心と心が繋がる喜びや幸せを知れば、これからの人生もきっと豊かになるはずです。

今日は天気に翻弄されましたが、そんな中でも二人同時に誕生日という素晴らしい奇跡の日でもありました。生きている中で色々あるでしょうが、目一杯がんばっていきましょう!!

めちゃくちゃがんばって何かを乗り越えた時、きっと【がんばらなかった自分に大きな後悔】をするでしょう。。。でも、その経験があって【毎日を大事にする】という意味と価値がようやく分かるはずです。今はたくさんのがんばりとたくさんの後悔をしてください!ファルコの時にもっとがんばっていれば良かった・・・と思ってください!うちで未完成なみんながいつか【自分人生の最高の時】になったら顔を出してください!!

8月は夕立の毎日でスタートしていますが、暑い夏である事に違いはありません!そんな暑い夏に負けない熱いハートでがんばっていきましょう!!
2022/08/02のBlog
[ 22:10 ] [ 練習の様子 ]
今日はナイター練習でした!!

昼間はコーチがトレセン大会の審判があったのでナイターになったのですが、その審判に参加した際にも色々思う事があったので、チームに持ち帰りました。何が良くて、何が正解なんてないと思っています。

ルールがあるスポーツですから【これをやってはいけない】というものはあっても【こうしないといけない】はないのです。だからこそ、オリジナルを作らないといけない。最近特に思う事はスタイルの確立されているチームは【トレーニングで磨きをかけられる】のですが、実はそういうのがしっかりと持てていないチームは【とにかく試合】をする。試合に対しては強くなるかも知れないけれど、選手の心はそれでは育たないと思っています。
うちは元々入部してくれた際に【自信あります!!】って子が少ないです。勉強も、サッカーも・・・【好きなんだけど・・・】みたいな子がほとんどです。

そういう子供達に【サッカーとは?!】みたいな講釈をしてもやっぱり理解してもらえるはずがない。それよりも、サッカーを本当にやりたい?うまくなりたい?という心を自分で見つめてもらい、その上でその心に火を灯すという事をやるのが使命だと思っています。

サッカーを教える、という言葉が自分に合ってるとは思わないけれど、一人一人に応じた事をやっていくという事はこだわりを持ちたい。チームとしてのカラーや特徴があるべきだと思っている時期もありましたが、今はそれよりも【個々が輝くチーム】にしたいと思っています。
うちの選手に以前話をしましたが、【ファルコに入る時に北播磨で一番になりたいとか思っていた人???】と聞くと全くいませんでした(笑)

でも、ファルコのたった数年間で北播磨優勝をするとかを目標に思えるようになるのです。それは努力に比例するし、目標の高さは自信の大きさでもあると思います。そうやって少しずつでも目標の規模を大きくし、心が成長していく姿を間近で見られるのはこれ以上ない幸せだと思います。
狭い地域、小さい地域ですが、自然が豊かで川の水も透き通っています。。。

そして、その自然と同じぐらいにみんなの心もすごく綺麗なんです!だからこそ一緒に心からがんばろうと思えるし、この子達に費やす時間や苦労はそもそも苦しいと思わないのです。むしろ、一緒に悩んだりする時間がうれしいし価値を感じます。

体力はまだまだ戻るには時間が掛かりますが、心はしっかりと成長していく事を近くで感じます。
今日も練習の最後には1年生が自主的に残って【当たり前のように】みんなの忘れ物をチェックしてくれていました。

【今日も忘れ物ありません!!!】といつもアンリくんの元気な声でみんなが解散します。そのアンリくん自身がボールを忘れて帰ろうとしましたが(笑)、そのいつもがんばってくれているアンリくんだからこそ周りが気付いて助けてくれていました。忘れてるよ~~って。

これが良い例ですが、自分からみんなの為に動く人間は自分のミスを助けてもらえるものです。でも、多くの人が間違うのは【最初から助けてもらう前提】で人と関わるから嫌われたりするのです(笑) 1年生でありながらアンリくんはどんどん課題に前向きに取り組み、その姿に周りの1年生も多くの影響を受けつつあります。だから、成功も、失敗も、全てが成長に繋がっていくという良いお手本に早くもなってくれています!!

ただ、こういう素敵な1年生が育つのも良い2,3年生がいるからです。この関係性を大事にして、選手一人一人が色のある素敵な選手になるようにこれからもがんばりたいと決意を持ってみんなの練習後に一人トレーニングをがんばり、しっかりと汗をかいて終わろうとした時、背中にコソコソと何かが動いたから慌てて手で振り払うと・・・・

その手と背中に激臭が~~~~。。。。。

カメムシさんでした(笑)

一日の締めくくりは素敵な選手達の思い出と、強烈なカメムシさんの臭いで終わったコーチでした(笑)
2022/07/30のBlog
[ 18:04 ] [ 練習の様子 ]
今日は午後の一番暑い時間帯にトレーニングを行いました!

とは言っても大事な話は最初に行い、残りは各自の時間がほぼという形にしました。最初の話では【周りからの評価は各自が出している空気と直結している】事や評価が低い事は今の君達にとってはのびしろでしかないという事。子供は素直で敏感だから大人の評価をそのまま受け止め、場合によってはそれで自分を評価し悪い評価を受ければ僕はダメなんだ・・・と落ち込んでしまう始末・・・。

そうではなく、自分自身のなりたい形ややりたい思いをもっともっと先に、前面に出していく事が必要でこんな田舎地域に育ったからって何も自分から諦める必要なんてないんだという事を伝えました。
勉強の結果が人間の評価ではないという事。

でも、人間としての評価はありとあらゆる場面に連鎖反応を起こすという事。私生活の乱れや心の歪みはサッカーをやっていても必ず出てくるという事。そういう話を最初にしました。そこからは個人の今日の目標を掲げてもらい、その上でその言葉通りの目標を達成出来るか?をテストしました。

結果は半々という感じでした。同じ失敗でも、目標から程遠い失敗をしている子と、ギリギリの子など違いはあります。要するに【自分自身を丁寧に評価しているかどうか?】なんです。適当に、曖昧に、やっているから目標達成への距離も遠くなっているという事。
自分はこのメンバーが大好きだけど、周りはみんなの良さを正直理解出来ていない状況・・・。その評価はファルコに対して、コーチに対しての評価に値する事だと受け止めている。

つまり冷静なジャッジをすれば、ファルコはまだまだ周りからの評価では【何もない集団】レベルなんです。そこをこの夏を通して、ちょっとでも良いから各自なりの色を出して、一人一人がこんな思いを持ってやっているぞ!というものが自分自身で気付いて、自信を持ってやれるようにしたいという目標があります。活動が出来る喜びはもちろんだけど、それだけで終わりたくない気持ちも同時にあります。
3年生の存在、2年生の存在、1年生の存在・・・。みんな違うし、みんな良い!!

1年生の内面や思いがどんどん育っている事を痛感させられる。自分はファルコの準備時間から解散時間までの全てを大事にしていて、その全ての時間の中で起きる子供達の気配りや思いを大切にしています。

一番集団の中での年下になる1年生が色々な面で自覚と責任を持ちはじめてくれている。率先して行動し、言いにくいような思いを口に出したり・・・ちょっとの勇気が自分を大きく変えてくれる事を理解し始めているのが分かる。どんどん頼もしく成長してくれている。
今日は各自の時間で向き合ってもらう事がほとんどでしたが、コーチとして大切な部分はハッキリ見えた。一人一人の課題はもちろん違うけど、チームの中でどういった努力をすべきか?の所は色々見えた。

短所として捉えるのではなく、長所を伸ばすイメージをずっと大切にやっていく。彼等が持っている本来の力や良さをうまく引き出せばサッカーをやる以前に、【毎日が楽しい】という感覚になるはず。そんな自分が毎日を生きているという【主役感】を持ってもらえるようにこれからもがんばっていこうと思います!

まだまだみんなは【2】のチーム!!!コーチはこれを【4】にしていきます!!そして、それが達成出来た時にはみんなそれぞれが【5】を持っているからね!がんばろう!!