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FC FALCO ゆおコーチのブログ ~弱い自分と向き合おう~
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2022/04/26のBlog
[ 22:07 ] [ 練習の様子 ]
今日のトレーニング!!

雨天だったので、室内トレーニングを行いました。トレーニングの前には1年生に大切な話をしました。

【自分の評価は周りにいる仲間で決まる】

という事です。自分が真剣に、思い切り心を許せる仲間がどういう人間か?で自分の価値は決まるんです。マイナスを口にする傷の舐め合いをする仲間になっていないか?愚痴や言い訳は誰でも出来るんです。何かのせいにするのは簡単ですから・・・。

だから頭の中を変えていく事!それをファルコの中でやり続けてほしい話をしました。
前半のメニューは【身体を扱う】事で、後半は身体+ボールを扱う事をやりました。

夕方のスクールで、小学生にも質問をしました。

【いつから失敗をしてはいけない、したくない、失敗が怖いと思うようになったのか???】

と聞くと、子供は即答で【試合が増えてから】と言いました。確かにそうだと思います。試合が増えるとどうしてもそこに【勝ちたい大人】が増え、子供に期待を押し付け、必然的にミスを怖がる子供が出来上がっている事に気付いていますか???

こういう子供にしたのは間違いなくそこに関わる大人の責任なんです。
だから、今日は練習中に3年生に伝えた事として、

【責任感から失敗をしてはいけない自分になっている】事がプラスにははたらかない事を伝えました。そもそも過度の緊張もこのせいだと思います。

自然体が一番ベストなプレーになる。ただ、自然体をいつも出来るようにする為の努力はやっぱり必要なんです。そこを教える側が勘違いし、【がんばる努力】ばかりを定義付けするから子供はガチガチになっていくんですよ。

楽しむ事が大前提のスポーツで【笑っちゃいけない】としてしまう・・・。大人の罪はとても深いですよ。。。
それを定義付けした人からすれば、力を抜いて自然体のトレーニングを見れば、

【あんなんヘラヘラしとるだけや】となり、【楽しいだけじゃうまくならん!】という言い方をする。その人が教える方法には【ガムシャラに、一生懸命に、歯を食いしばって】なんて言葉とそのやり方【しか】出来ない事が良くない事に気付いてもらいたい。

力を入れる方法は大人はみんな教える。【がんばりなさい!!】って言葉で当たり前にしていく。でも、抜く方法は絶対に教える事はない。どの場面でも、どんな時でも、どんな事をしていても、がんばりなさい!!!で済ます。

子供がなかなか育たないのはこういう根強い環境下だからだとしみじみ思う・・・。言われた事が正しいと思い込む子供達の責任にしてはいけないのに・・・。
ボールを扱う、身体を扱う・・・そして、コーチとして子供を扱う。

全て【対象に敬意を持てるかどうか?】が大きい。自分勝手に扱おうとしてもなかなか言う事は聞いてくれないものです。

お互いの理解に尊重。扱う為にはこの心と精神が必要だと思います。

まだまだ道のりは長いですが、前向きに、コツコツやっていくしかありません!

子供達を信じてやっていきたいと思います!
2022/04/23のBlog
[ 21:34 ] [ 試合結果 ]
今日は早朝から参観日以外のメンバーでクラブユース大会最終日に参加してきました!

会場は淡路の佐野運動公園だったので、休日だった事もあり時間に余裕を持って出るようにしました。天気も穏やかに晴れていたし、絶好のサッカー日和だった上に佐野運動公園の芝生はとても綺麗に管理されているので最高の環境が整っていました。

この大会を今日で終えたうちにとって、やはり【本番】という場での経験はものすごく大きいという事でした。良い事も、うまくいかなかった事も全てを含めて各自にとって一皮剥ける素晴らしい経験が出来たと思います。
最終日の相手はJOGAさんでした。

これまで積み上げてきたものがしっかりと出せればそれで良かったし、みんなを試合ごとに安心して見送れるようになった事が何よりの成長だったと思います。心身共にまだまだ未熟で波の大きいみんなですが、どういう状態であれ【やりきる精神】はしっかりと持てるようになってきたと思います。

勝者であれ、敗者であれ、気持ちの良いチームでありたい!!この大会を通じて強く思いました。
真面目な子が良くも悪くも多いうちのチームは精神面の成長がとにかく必須です。

技術の先と言うか、そこの成果が出ないと技術の成長もついてこないのです。まだまだ口先だけで終わってしまっている子もいますが、その【自分自身に嘘をついている】状態がどこかで居た堪れなくなる。それを隠さずに素直に出せた子だけが前へ、前へと進んでいく。

隠す事は出来るけれど、それによって成長は止まる。

みんなの可能性はもっともっと先で花開くものだから、どうかこの葛藤に打ち勝ってほしいと思います。
試合は、濡れた芝生になかなかボールがうまく足元に収まらず前半は長い時間苦戦していたし、その流れの中でのオウンゴールで先制を許す嫌な展開にはなりましたが、この大会を通して【下を向かない】という事が行動で証明出来るようになってきたメンバー達の反撃は見事で、悠叶くんのゴールで同点としました。

それでもボールが全体で収まらないバタバタの流れから今度は相手にPKを与えてしまい失点。前半は1-2で折り返しました。

ハーフタイムにはもっと仲間の特徴を活かす事でみんなが繋がっていかないともったいたいぞ!という事を話して、交代メンバーもしっかりと自分の良さを出してくれました。また今日は交代して下がったほうのメンバーも本当は不満もあるだろうその状況で、仲間に前向きな声をたくさん掛けてくれました。特に叶翔くんの声は大きく、チームを鼓舞してくれる姿はコーチが少年の時に一度だけ見た試合でのキーパーとしてチームに大声を出してくれていたあの叶翔くんでした。。それもパワーアップして、少年の時のありきたりな声ではなく、【自分の心】で伝える言葉は良いものを感じました。
また今大会で一回りも二回りも大きくなった3年生達の声。

開き直った漣音くんの声はとても強く、頼もしくなってきましたね!最後までチーム全体でやりきる姿勢を見せてくれたし、試合後も清々しい気持ちがありました。

この空気、雰囲気は言葉でなかなか説明が難しいのですがとにかく【偶然出来るものではない】事は確か。色々な経験をしてから困難を乗り越えて出来るその空気はとても良いものでした。

試合は引き分けに終わりましたが、最後の最後まで必死にゴールを目指すその姿は良いものでした!良い大会だったと言えるにふさわしい今日のラストゲーム。上へ上がる事は出来ませんでしたが、現時点でのやりきる事が出来た事は大きな成果と考えています。

ただ、せっかく上がったこの基準をこれからも維持、向上させていけるようにみんなでまた一緒にがんばりましょう!!


対戦してくださったJOGAさん、応援してくださった保護者の方々、そして大会を運営してくださった全ての方々、本当にありがとうございました。大会の持つ意義に沿った大きな成果を残せた事に感謝いたします【礼】
2022/04/22のBlog
[ 23:32 ] [ 練習の様子 ]
今日はナイター練習で、練習前にジャージと練習着を渡しました!!

新しいジャージを着て・・・と言うよりも【着られた】1年生達(笑)

これが3年生になった時には【こんなかわいかったんやな~~~】ってきっと笑い話になるぞ!という事で記念撮影しておきました(笑)
今日は新年度のエリート塾の体験に3人参加してくれたので、一緒に活動しました!

小学生達が参加してくれた時の中学生の雰囲気、空気によってチームの状態は決まると言っても過言ではありません。積極的に話しかけにいける子とそうではない子。それぞれの人間性が出ましたが、【どちらが良いか?】ではなく、【自分が逆の立場だったらどうしてほしい???】を答えにしてほしいと言いました。

関わってほしい子。
一緒にボールを蹴ってほしい子。
教えてほしい子。

それぞれでも良いけれど、それぞれの関わり方はしてほしかったですね。
何度も言いますが、自分の行動は心で決まります。

どう思っているか?によってその先の行動に反映されます。小学生達の緊張感をうまくほぐせている子の成長もたくさん見れました。場面場面で、自分からアクション出来ると確実な成果は残ります。成功ではなく、成果。ここに意味がある年代なのです!

その関わりがまだまだうまく出来ない子、自信がない子、いざこういう場面になると何も教えられない自分に恥ずかしくなった子もいたと思う。だからこそ日頃の積み重ねをしている時に、もっと本気になって学ぶ姿勢を持たないとこういう一歩出た時に何も出来ないという気持ちを味わう事になるという経験が出来ましたね!
小学生は1時間半で終了しました。

さすがに緊張感からの疲労感を感じました。特に対人プレーになると疲れが一気に出てきます。どう感じてくれたか分かりませんが、自分が見た今日の中学生がもっと各自積極的に行動すべきだったと思います。小学生が遠慮したままに終わっていくのは中学生の空気作りが悪かったからだし、それを日頃指導している自分の責任という事になる。

結局は自分がまだまだだと痛感させられたし、今後またこういう機会を大事にしていきたい!
中学生はまた明日早朝から大会へ行くのでトレーニングは軽めにしておきました。

短い時間の中でもうまくなる気持ちを強く持てば必ず変われます!期待しているような状態では何も変わりません。自分の気持ちと行動で変えて行くんだ!という強い気持ちと行動を待っています。

日頃の積み重ねをもっともっと大切にしていけるチームを目指しましょう!!

参加してくれた小学生達、ありがとうございました【礼】
2022/04/21のBlog
[ 22:17 ] [ 練習の様子 ]
今日のナイター練習!!

久しぶりにまとまった雨が降りましたね!室内トレーニングとなりましたが、今日もまたみんなにとっての大切な一日である事を伝え、積み重ねました。

練習前にはまた一人と対話をしましたが、【自分】である事をもっと意識しないといけない話をしました。みんなに流され、みんなに埋もれ、【その他大勢】の中に入る自分にはなってほしくない。もっと自分という存在を大事にし、強烈な色を出せるようになってほしい!その事を伝えました。その後にみんなにも全体的に伝えましたが、各自なりの解釈をしながら行動してほしいと思います。
協力・工夫・競争という事をテーマに入れながらやりました。

一人では出来ない事を、自分なりに考えてやってみるという時間を大切にしています。ミスへの指摘や反省、落ち込みなどは誰でも出来る。教えられなくても出来る事。

だから我々が教えるべきは【それをしない事の重要性】だと思う。教わるから出来るようになる事が価値があるのに、自分が知っている教える側の立場の大人の大半は、教えなくても出来る事を無駄に力を入れて教える・・・。

例を挙げると【ミスしたら落ち込みなさい】【もっと反省しなさい】【悔しがりなさい】みたいな。。。
その指導を受けてこの年齢になってきた子は、自分の目の前で【それらをジェスチャー】としてやります。

【こうすれば怒らないでしょ?】と言わんばかりに・・・。

反省しているんだから許そう・・・みたいな風潮が根強い。大人が観て【そう見えるかどうか?】が基準になるからおかしくなる。子供自身がどう思っているのか?を聞こうともしない。その子を観て、勝手に判断し、【俺はお見通しだ!】みたいな態度を取る。。。

挙句の果てには、【お前はサボっている】なんて決め付けるんですから。。。



そら、子供が育たなくなるのは目に見える事ですよね。
だから、自分はまずこのチームの中に関わる大人だけでも良いから【育つという基準を共有】したいのです。

新しい事が出来たかどうかの基準ではなく、【自分の思いで行動出来ているかどうか】のほうが大事!その選択肢がほとんどない時代・・・。

非常に【個】が育ちにくい環境ですが、だからこそ育てる価値があると思っている。周りと違う事が当たり前であり、恥ずかしい事ではないという感覚。

このチームでは大切にしてほしい事!
今日も最後の最後まで全員が【今の自分と戦う】という事にこだわってやってくれた。

正直、これまでとは絶対に違う事をずっと言われているだろう1年生達は頭も身体も疲れていると思う。でも、これを習慣にしていく事で自分の人生を自分で大切にしていける。サッカーがうまくなる事が自分の人生を豊かにするのか???そういう事にも心を向けてほしい。

サッカークラブだからサッカーがうまくならないといけない、ではなく、
どうしてサッカークラブを選んだのか?の意味を持たなければいけない。

自分の行動に、自分の意思が乗っかるように!!!それを願っています。

自分が主役!!自分で環境を作ろう!!
2022/04/19のBlog
[ 22:41 ] [ 練習の様子 ]
今日のナイター練習!!

一週間の始まりになる火曜日はいつも気持ちが新鮮になります。今日も実りある中身にしようと思っていました。ただ、卒業生の中でちょっと色々思う事がある子がいて、自分もこういう時にこそコーチとしての意味を持ちたいと思っているし、ナイターに顔を出してくれたので話す時間にしました。

自分自身にとってファルコの練習よりも大事なの???という優先順位とかって話ではありません。悩んでいる子がいたらそれが現役だろうが、卒業生だろうが、とことん付き合うだけです。どちらのほうが、なんて話ではありません。実際に、大事な話をしているという空気を読んでくれる現役生達は話しているコーチを横目に自分達だけでしっかりとトレーニングをしてくれていました!
子供達は着実に育ってくれていると感じるし、一人一人の【心を動かす】事で変化が起きると改めて思います。無理に、適当にさせる事なら誰でも出来ます。

だけど、自主的に、行うというのは簡単ではありません!文字通り各自が自分の意思を持たないと出来ないからです。心をどのようにして動かせるか?は自分がコーチとしても最大のテーマになっています。やらせる、強制させる、納得させる、という事もこれまで散々やってきましたが、どれも結局は【独りよがり】で終わりです・・・。

主役は???コーチ(自分)じゃなくて、ですよね。
ものすごく大切な話はしました。

が、どう受け止め、何を活かしていくのか?は彼自身が決める事なので【意味があったかどうか?】もこの先の彼の行動で評価されるものだと思います。

みんな毎日を生きているんだから、本来はもっと心が、感情が揺れ動くはずなのです。でも、それすらも殺して【毎日絶好調】をアピールしなければ評価されない、という環境では質の低い大人は納得出来ても子供が育つという意味では真逆だと思います。

子供自身の心に火が点けば間違いなくその子の未来は明るく変化します!うまくいかない未来を作っているのは完全に【大人側】なんだという事を大人が理解しないと変わりませんね!

思考が先
現実が後

その通りなんです!起きた事は全て起こるべくして起こっているし、卒業生との対話の中で出てくる大人の方の思考もまさしくそれでした・・・。

【お前達!何でやらないんだ!!!】とか言ってる人。

それはね、あなた自身が【こいつらはやらない】と最初から決めつけているからなんです。口先で誤魔化しても、心は嘘をつけないという事。目の前でやらない【ように見える】子供達がいたとすれば、それはあなた自身がそうなるように先に思っているからなんですよ。
その証拠に、今のファルコは物事をスムーズに進めてくれます。

今日のトレーニングを自分達で組み立て、中身をしっかりとこだわり、片付けまでしっかりと行い、最後の忘れ物の点検まで1年生が意欲的に、しっかりと行ってくれていました。

先ほどの逆で【この子達はしっかりとやってくれる】と自分が心から信じているからなんです。本当にそれだけで変わりました。

大人はそこをどうしても思い切れない【プライド】があるからなかなか信じてもらえない話ですが、自分はそこのプライドは捨てたからこそ今ハッキリと言えます。

子供の心をどうやって動かすか?【怒る】は一番未熟なコーチがやる方法で、【刺さる】が出来る人こそが最高のコーチだと思っています!そうなるまでがんばりますよ!!

みんな今日もありがとう!!悩みながらでも、一生懸命に乗り越えてがんばりましょう!!
2022/04/17のBlog
今日は早朝からクラブユース大会の5日目でした!

朝から強い日差しを浴びながらの試合でしたが、堀金コーチと二人でみんなとの時間を楽しみながら、大切にしながら活動をしていきました。

まずは、到着してから1年生全員と面談しました。昨日、帰る前に宿題を出していた【現時点の目標】を書いてもらってきたので、それに対しての話を一人一人とやりました。とても大切な時間だし、一人一人が何を考え、どう進んでいくべきか?を明確にさせる良い機会だと思っています。2,3年生の大切な大会の時に1年生を???なんて思う人もいるかも知れませんが層が決して厚くないうちのチームにAチームやBチームなどありません。一人一人が大切な主役だからこそ一人一人の成長を大切にしています。

こういう時間を大切にしながらもちろん2,3年生ともジックリと向き合いながらがんばっていきます!
そもそも、どうして試合前の大切な時間にこれが出来るのか???です。

3年生が素晴らしく成長してくれているからです!この大会は試合の前後に審判が必ず入るので、自分達でやらないといけない時間が増えます。そんな時間を試行錯誤しながらやってくれている事で自然とうまくなりました。また3年生が今大会、一度それぞれに心が崩壊した事で、本当の意味で開き直れる機会が出来ました。心を開放し、それまでの凝り固まった自分の考えを一度壊してから新たに新鮮な気持ちで向き合う・・・そんな3年生の清々しい空気で今日は満ちていて、隣で対戦するフォルテ新宮さんの気合い十分の雰囲気に全く飲まれなかった見事な雰囲気を作り上げました!

恐らくこれまでのファルコならこの空気に飲まれ、表面的にしかごまかせない空気しか出来なかったと思うし、今日は何か心から楽しんでやろうとする決意みたいなものが伝わってきました!
やる気満々で試合を迎えた事で、立ち上がりから勢いもあってみんなの足が止まる時間帯はほとんどありませんでした。

相手のフォルテ新宮さんはまだこの大会で敗戦をしていないチームで実際に対戦してみてもその能力の高さはなかなか強烈でした!ただ、今日のうちは各自のモチベーションの上げ方が相当良かった事もあり、その相手に全く臆する事もなく戦えていました。正直、このテンションになってしまうと交代がとてつもなく難しくなります・・・。いつもなら出来る雰囲気でも、今日ぐらい盛り上がってしまうと軽い気持ちでは入れません。実際、入ってまた交代しなければならない子まで出るぐらいコーチとしても異様な雰囲気だと思うぐらいに、今日のみんなの空気は見事でした!それだけに交代メンバーとして勝手に気を下げたり、良い準備をしていなければ中に入るだけで終わってしまう怖さを学んでもらえたと思います。
試合は今日が5日目の中で一番時間の経過を早く感じました。

あっという間の70分間だと思えるぐらいに見応えがありました。一瞬でも気を緩めたら5点、6点と奪われてしまうような緊張感と常に戦っているみんなが頼もしく見えたし、そういう中でも前向きな、強気な発言がたくさん出ていた事は成長の大きな一歩になったと思う。

前半に意表を突かれたコーナーキックの直接ゴールを決められてしまったものの、それ以外はしっかりと身体を投げ出し守備陣が耐えてくれた。前の選手もどんどん試合の中で基準を上げ続け、文字通り全員で戦ってくれたと思う。ゴールは最後まで遠く、得点こそ奪えなかったのですが、非常にみんなの心を感じた試合でした。
がんばりには代償がつきもので・・・(笑)

試合中にスパイクが壊れるアクシデントもありながら、最後まで戦ってくれました。

【良い試合でした】

とは思うけれど、肝心なのはこの後ですよ!このフルでがんばったゲームを今後の自分の基準に出来るかどうか?です!良かったね、と思い出だけで終わるようでは意味も価値もなくなる試合。これだけがんばれたんだから・・・という事実を思い出なんかで終わらせないように、今後はこのピッチに立った者だけが分かる基準を全体に伝え、立てなかった選手はその基準を肌で感じながら今の自分と向き合ってほしい。

まだまだこれから!!今日の基準をこのチームのスタートラインと考えてこれからも高めていけるように一人一人がその努力をしましょう!!

対戦してくださったフォルテ新宮さん、運営してくださったチームの方々、応援してくださった保護者の方々、本当にありがとうございました【礼】
2022/04/16のBlog
[ 21:46 ] [ 試合結果 ]
今日はまたクラブユース大会の4日目でした!!

最高の天気の中、最高のグランドをまた用意していただき良い刺激をたくさん受けられる環境をいただきました。ここまでチームの結果は出ていません。勝利からも遠ざかり一見チームが良くないように見えますが・・・

そんな事はありません!全て想定済みであり、想定以上になってきています。勝つ事にこだわらないといけない時は必ず来ます。それが今ではありません。今はより多くの経験と、そこに前向きに向かい続ける事が出来るかどうか?の挑戦すべき時なのです。
君達はどうあるべきか?どうなるべきか?の問いを自分にした事がありますか??

正直、最近の子供達に関わっている時間の中にある最大の疑問がそこなんです。

自分という主役であるべき人生の中で、自分の意思がどうなのか?どうしたいのか?に問いかけた事がない子がとにかく多い。経験のある大人が敷いたレールの上に乗り、それが正しいと思い込み、正しさを教えられ、間違いを訂正される・・・その繰り返しの中で【自分の意思】を封印し、流れに身を任せるだけの子がとにかく多い。

それは子供ではなく、大人が真剣に考えないといけない事なのですが、みんな自身が大人になるまでの経験があるからついつい・・・【こうあるべきだ】を伝えてしまうものです・・・。それが全員に当てはまるはずがない事も我が子に対しては忘れてしまうんでしょうね。。。コーチをしていてもその思考になっている自分がいました。

でも、今は違います!

大人が支配する世界にしなくても子供達は十分に成長してくれます!

人を思い、仲間を思う。

ボールを通して繋がっていく楽しさはその価値を十分に理解してくれています。教えようとした時にこそ伝わらず、見守る時に伝わっていく。。。

そんな時間を過ごしています。ファルコのみんなには大切な事をたくさん学ばせてもらっています!

今日の4戦目はいつも仲良くさせてもらっているバサラSUMAさん。公式戦での対戦は初めてだし、やっぱり独特の空気の中でうまく出来ない所も多々ありました。
それでも自分達の中でいろいろ足掻きながら戦ってくれているし、気持ちはそれぞれから伝わってきました!

大人に、男に、成長していく段階を見守る事が出来る時間はとても幸せなものです。プレーの一つ一つ、会場にいるチームに比べたら技術もまだまだ、考え方も幼い子が多いチームですが、やっぱり素直だし、真面目だし、このメンバーと一緒に地道に進んでいける時間を大切にしていきたいと思います。

今日も1年生は二人出場出来ました!まだまだチャンスはみんなにあります。基準の話もしています。どう動くか?を楽しみにしています!
試合の後、今日は間に1試合入ってからの審判でした。

でも、その合間にみんなの様子を遠巻きに観ていましたが、様々な感じを受けました。個々の事もあるので細かくは書きませんが、オンとオフの切り替えという意味は勘違いしないようにはしてもらいたい。

3年生が色々な責任を背負いながら精神面でかなり強くなろうとしている雰囲気を感じる。人数の少ない学年だけど、一人一人の成長はとても頼もしいです!

明日も試合がありますが、またこの中の誰かにとって大きなきっかけになる一日になるかもしれません。そんなワクワクを大切にしながらがんばりたいと思います!

対戦してくださったバサラSUMAさん、会場運営してくださったチームの方々、応援してくださった保護者の方々、ありがとうございました【礼】
2022/04/15のBlog
[ 22:43 ] [ 練習の様子 ]
今日のナイター練習!!

金曜日の夜はグランドが貸切状態なので、久しぶりにフルコートでのゲームをやりました。

明日、明後日の土日はまた大会という事もありますが、みんなにとっての【サッカーの試合】ってどういうものなのか?を探りたい気持ちもあって観る事にしました。1年生にとってはなかなか試合経験もない中で小学生の時の8人制と違って11人制になるとまるで勝手が違ってくる。そういう中での一人一人が見たくて、今日はピッチの中から一緒にプレーしながらみんなの【ありのまま】を覗く事にしました。
自分のプレーにワクワクしているだろうか???

そこが一番の気がします。こういうプレーをしたい、そんな自分にワクワクしている子は本当に数名だけだったような気がします。終わってから数人の1年生と話をした時に出てきた【遠慮】という言葉で、プレーも小さくなっていました。

うまくなるのにどうして遠慮がいるのだろう??それはきっと遠慮という言葉を使っているだけで本当はそういうのではなく【うまくなりたい!】という欲が足りないのだとコーチは思います。サッカーは好き、という言葉はよく聞きます。でもね、好きと【上達したい】は別なのです。好きな気持ちのまま、そのままでやりたい子とずっと上を目指している子とは違ってきます。ピッチの中に出てくる温度差もきっとそういう部分なんだろう。先輩、後輩の上下関係とかではなく、遠慮なんて言葉ではなく、上達への温度差なんです。
今日のゲーム。

ある程度は思いつきでやりましたが、予想以上に大切なものがたくさん見えました。

1年生の気持ち。
2年生の気持ち。
3年生の気持ち。

それぞれの立場で違うんだな~・・・って事。だから自分はそんな違う一人一人に色々な声を掛けていく必要があると感じる。何を今促していくべきか?をどうやって伝えるか?がコーチの最大の仕事だと思う。
自分の気持ちが追いついていない1年生と、責任感で抱えすぎる3年生。

両者のどちらが正解?とかではなく、どちらも正しい事実である事。その上で、自分の言葉一つで色々変わってくるだろうし、その責任は重たいものがある。子供達に寄り添えるコーチでありたいし、そうなる為にももっと子供達を観察しないといけない。

ゲームの内容云々ではなく、一人一人の存在の仕方に課題と成果がたくさんありました。

これをまた明日の試合で試せる事は良い事だと思うし、また明日何かが変わる選手もいるんだろうな~ってすでにワクワクしているコーチです!
大会だから、試合だから、と勝敗ばかりに気がいくような大人には到底見えない子供からのサイン。

そのサインすら【甘ったれるな!!】の一喝で終わりでしょうね。

自分は違う角度から育てる覚悟がある。この地域、このチームだからこその課題があれば良さもある。両方を観ながら大切に関わらせてもらう。

各自の根っこは今日たくさん見えたし、その根っこを大事にしながら多くの経験から自分らしい素敵な花を咲かせられるように毎日がんばろう!!
2022/04/14のBlog
[ 21:55 ] [ 練習の様子 ]
今日のナイター練習!!

久しぶりの雨だったので室内練習となりましたがしっかりと今日も積み重ねをしていきました。火曜日のみんなが今日はどのようになるのか?毎回の変化がとても楽しみです。

この年代の子は毎回良くなっていくとは限りません。と言うのも精神的な部分で、自分自身をダメにする事があるからです。ずっと前向きな子は毎回自分へのお土産が出来る。でも、なかなかそこまで心が強くない子はどうしてもその日の自分に落ち込んだりする・・・。自分への期待の表れなんでしょうが、落ち込むという事をしているうちは成長出来ないのです。落ち込みは成長の一部ではなく、妨げなのです。全ての結果が【今の自分】と割り切る自分になった時に、毎回成長していけるのだと思います。
今日は最初は鬼ごっこをやりました。

ルールは特殊にしたので頭は使います。でも、みんなは正直な話【気付くの遅いな~・・・】と思う所はあります。でも、ちょっと我慢して見守れば時間は掛かるけど、結局は気付いていくんだと分かってきました。

大人が急がない、焦らない事で子供からは確かな成果が出てくる事を子供達から教えられます。
身体は随分と賢くなってきました!

色々な動作がうまくなってきているのを感じるし、対応出来るようになっている。

ただ、欲を言うならば【技術がない】です(笑) サッカーをやる上で本当に大切な事だし、当然ですが、みんなの練習中の時間を見ればここは分かります。技術を高める為の遊びはほとんどしないし、ボールを触る回数が明らかに少ない!!!もちろん、以前のみんなに比べたら触るようにはなっているけど、サッカー好きな子なんて世の中山ほどいるしそんなみんなはもっともっと触っているに違いない!やればやるだけ良くなる年代なんだけど、【よし!やろう!】と思わせる精神面のスイッチを押すのがとことん苦手な年代でもある。その特性を理解しないと関わっていけない。
後半はさらに身体を意識して使う事をやったのですが、自分の狙いに反して【ミスしたくない】の気持ちが強すぎるみんなはなかなかチャレンジをしてくれない。

選手が悪いのではなく、【やってもいいんだよ!】の空気が作れていない自分のほうに問題がある。もっとチャレンジをしまくる練習の空気にすれば上達は目に見えて早くなってくると確信している。それだけにその空気を作れる自分にならないとな~・・・って今日もみんなの姿勢を観て感じました。
最後のゲームでも、ちょっとずつ良い部分ややろうとしている部分は見えたけれど、全体的に言えばまだまだ意識が足りないと思う。

一人でやりきるのが難しいのならば、仲間が声を掛けて意識させるような繋がりを持った選手こそが上達していくんだと思う。他人の揚げ足を取るのではなく、きちんと指摘をする仲間。基準を一緒に上げられる仲間。意見を言い合える仲間。そんな仲間にはまだなりきれていないけれど、コーチはそういう仲間こそが本物だと思っているし、そういうチームにしたいと思っているから必ずそうなる!!

それまでの道のりに近道はない!やるしかない!!行動あるのみ!!
2022/04/12のBlog
[ 22:23 ] [ 練習の様子 ]
今日は火曜日なのでナイター練習から一週間のスタートです!

そのスタートを3年生達が自主的に集まってミーティングし、その上で1,2年生も集めて全体でのミーティングも行っていました。

ただ、ここまでで納得するようなコーチではありません(笑)

そういう行動が出来た事はもちろん評価に値しますが、肝心なのは【何を伝え、どう変化したか?】です。ミーティングの内容も聞いていません。ただ、せっかくの事だったのでその事で何が変わったのか?を探り、その上でどんな話をしていたの?というのを1年生に確認してみました。
言葉には責任が伴います。その責任を持たずに話す事も出来ます。言葉とは容易に使えるものです。

その容易に使えるからこそ、容易に使っているようでは意味がありません。相手に【伝える作業の道具】にしているうちは何も変わりません。むしろ、何を伝えたか?よりも【どういう目的の事を伝えたのか?】が大事になってきます。

今日のミーティングは【3年生の思い】なのか【チームの為】なのか【1,2年生への期待】なのか・・・結局1年生から聞いた話の内容とその後の行動からはその目的がハッキリしないものでした。
もちろんコーチに指示されずに始めた行動ですし、その価値は認めます。

認めた上での事です。3年生を信頼している上での話です。

1,2年生に言うからにはそれだけの姿勢をもって伝えないと意味がありません。そしたら3年生が全てのメニューを先頭に立って引っ張っていましたか?お手本となるような姿勢で取り組んでいましたか?

まだまだ言葉が勝っている状態。言葉に負けているうちは結果はついてはきません。なりたい形には近付けません。それはコーチ自身が一番よく分かっている事だから言える事なのです。
チームの、組織の、底上げを考えるから自分の事が疎かになる。

自分自身の底上げを展開していかないといけないのです!その姿勢や態度を持って1,2年生に伝えないと言葉だけで終わるなら、偉そうなだけの先輩、で終わりです。

そして、もう一点大事なのが、

【ダメな事はダメ】

という線引きです。自由はその上に成り立っている事を理解しないと、そこの目が甘すぎて【やらないという自由】を間違って受け入れてしまうと単純に雰囲気が緩み、空気が悪くなるだけなのです。
ダメな所ばかりの指摘はダメ。
良い、良い、ばかりの誉めるだけ、もダメ。

何事もバランスです。

物事のうまくいく状態とは真逆の何かを起こした時なのです。

今日のトレーニングで相手との密着の際には力を抜くという鉄則が頭では分かっても出来なかった経験を思い出してください!物事をうまくやる考え方は真逆の発想を持つ事です。

自身の底上げに是非試してみてください!!

コーチは【行動】でしか信じませんよ!