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FC FALCO ゆおコーチのブログ ~弱い自分と向き合おう~
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2022/01/18のBlog
[ 23:12 ] [ 練習の様子 ]
今日のナイター練習!!

一週間の始まりです。雪が舞う中ですが週末に試合を終えてからの最初の活動となるこの火曜日はみんなの【変化が本物か?】を一番見やすい時です。

そういう意味でも、変化の見える子が出てきているし、どうしても今変われていない子もいます。そういう中で自分がやるべき事はきっかけを何度も与える事だけです。それを生かす子と、今はまだ気持ちがついていかない子が絶対に出てきますが、こちらが焦らないようにしっかりと見守りたいと思います。
今日のアップは3人組でのパス交換を行いました。

技術、技術と言ってもボールを触るだけではありません。仲間を生かす、仲間と繋がるのも技術の一つなのです。動きながらパス交換をするという事は技術がないと出来ません。今日はそこに大きな差が出ましたよね?意識している子、メニューに、流れに追われている子、全然違ってきます。どんなメニューをやるか?よりも、自分がどんな気持ちで、考えで取り組めているか?次第です!

もうちょっと頭、心を使ってほしいと思います!
不満という言い方ではないですが、本来各自の考え方があるのは当然なのに、いつしかそれが【出せなくなっている】という事です。

今日の昼間に幼稚園児とスクール生では小学生とも一緒にサッカーが出来ましたが、みんな自分の考えに素直で、どんどん意見を言ってくれます。でも、ちょっと大きくなって小学校の高学年ぐらいになるとなかなか意見を言えなくなる。。。この環境こそが一番変えないといけない所だと思っています。

各自が腹の中で思っている事が言えない、出せない環境にしてしまっている大人が一人でも多く気付いて出せるようにすればスポーツのみならず子供の社会が大きく良くなると思っています。
子供の良さを消してしまっているのは、【子供の性格】ではなく、【そうなってしまった環境】だと常に思っています。

だから自分が変えるべきはこの【環境】です。周りへの期待ではなく、自身が変えていく事。その積み重ねによってファルコ全体の空気が変わり、環境も動くと思います。人のせいにするのではなく、まずは自分自身。そして、周りへの影響を与えていける大人になりたいと思います。

自分の頭と心を使える人間に!まずはそこを目標にしています。
後半は2対1での判断とワンタッチゲームをまた行いましたが、やっぱり【ボールの動きに追われている】子が多いですね。

悪い、ではなく現状そのもの。

ここからどう変化していくか?だから楽しみしかありません!我々が今やるべき事は【良い判断が出来た】と自分で言えるプレーをしてもらう事。その結果は周りが決めるのではなく本人の納得いくプレーがまずは優先です!

それが繋がっていけば最高だし、そこまでいけるかどうかは分かりませんが、とにかく焦れば子供達に押し付ける結果になるので、それだけはならないように意識をして各自の成長を楽しみにしています!!
2022/01/16のBlog
[ 22:26 ] [ 試合結果 ]
今日は朝から高砂にて、山猿FCさんとロヴェスト神戸さんとのトレーニングマッチを行いました!

朝から道もかなりスムーズだったので予定よりも早く着きました。会場のチームよりも先に到着し、グランドの周りを一周するゲームをして待ちました♪

しか~~し!!ゲームと言えど、やっぱり技術の必要な事をやりましたが・・全然足りなかったですよね!!自覚してください!!まだまだ未熟なんですよ!

という事を知るのも成長の一つですから、正しく受け止めて前へ、前へ進みましょうね!
アップをする前に、準備を手伝う事もスムーズでしたね!これも、最初は2年生の田先くん、竜生くんの【気付き】のおかげです。

このチームは【派生力】があると思っています。きっかけさえ与えればそこから派生するスピードは早いので、そのきっかけが毎回大事だと思います。今日もそんな多くのきっかけをもらいました。技術の事、戦う姿勢の事、基準の事、うまくいかない時の打開の事。全てが経験だからしっかりと受け止めて前に進む事はずっと話をしているし、感じ取りながら進めている実感はあります。
試合は今日は3試合分行いました!

ロヴェストさんは個々がものすごく戦い慣れている感じがあり、局面の強さと厳しさがありました。それに対して臆せずにしっかりと戦えていたのは素晴らしかったし、最初のゲームは内容もかなり良かったと思います。その後は疲れと、その疲れから来る精神面の弱さとの戦いになりましたが・・・弱さがいきなり強くなるとも思っていないし、まずは【気づく事】から始めてほしいし、その上で強くなりたいと思えるかどうか???ここも重要!

大人は勝手に、それが自然に生まれるものだと勘違いし、無理に与えようとする。でも、子供ってそれぞれだし、極端に言えばファルコにいる間に思えない子だっているのです。それを強制したり、無理に押し付ける事が一番やってはいけない事だと分かってきたので、うちはうちらしく、子供のペースを最大限に引き伸ばしていくという考え方でやっていく!
2試合目は自分の心を通さずに体裁を整えるだけのアクションが多く、【つまらない!!】という事を伝えました。

自分の心が通らないプレーなんて見ていても面白くも何ともない。自分の為に、仲間の為に、ってものがない限りサッカーは成立しなくなる。それを今日は学べたかな!

途中、主将の漣音くんが【相手に合わせてどうするんだ!ナメなれてるぞ!もっと強気でやらんとあかん!!】って事をみんなに伝えていたし、そういう気持ちを持ってくれた子がチームの先頭にいてくれれば、まだまだ伸びしろはあると思える。

一日良い天気だったし、プレーする側の体力はかなり奪われたとは思う。

でも、それを言い訳にしてしまったらチームスポーツは出来ない。仲間との繋がりとか信頼感というものはそれを越えた先にあるものだから。

来週と2週続けて試合をする山猿さんは個々がボールの持ち方が柔らかいので、懐深く入っていかないとなかなか奪えない。自分達にはない形のボールの持ち方をする相手とこうして対戦していく事で、頭で、理屈で、肌で感じ取ってくれる事にトレーニングマッチの価値が出てくる。全然うまくいかない子もいるし、正直すぐに落ち込む子ばかりだけど・・・

それでも顔を上げる努力をしてくれている事や、悔しがってくれている事もきちんと観ているよ!!それでも、乗り越える試練を与えるのもコーチに役目だし、ずっとずっと頭をナデナデしてばかりはいられない事は十分理解をしてくれている。

この選手達とは一緒に戦えるし、信頼が出来る。だからこそ、楽しい時間は思い切り楽しみたいし、バカもやる。時には距離を置いてひたすらに見守る時間もあるし、個別にたっぷり話し込む事もある。黙って何も言わない時もあるし、ヒントを与える時もある。

個別に、みんな違うから関わりも難しいし奥深い!だから面白い!!

一つになったり、丸くなる必要はない。たくさん尖って、個性ある形になろう!!まだまだ伸びるよ!どんどん成長していこう!!

対戦してくださった山猿FCさん、ロヴェスト神戸さん、ありがとうございました【礼】
2022/01/14のBlog
[ 23:22 ] [ エリート塾 ]
今日はナイターでエリート塾とファルコとの合同練習をやりました!

かなり冷え込みましたが、グランド状態は思ったよりも良かったし、トレーニングがやりやすい状態でした。とは言え、これだけ冷え込んで寒いのですから、もうちょっと色々な事を考えないといけないな~・・・と思う。

それはエリート塾生を観ていて思うのですが、人間【寒かったら上着を着る】訳であり、それが判断基準になっているはず。なのに、サッカーをやる時は着ていたらダメなの?禁止されているの?というような薄着でいきなりグランドに出て行く子の姿を見ます。かと言ってアップをやる訳でもなく、寒そうにしながら動きは止まっている・・・。これって指導をする、しない以前の話だと思うし、各自の感覚の問題だと思う。
与えられたものを素直に受け止めるという言葉は良い意味に聞こえるけれど、最近はそれが良くないと本当に思う。

自分の頭で処理しないままに受け取るから思考しない人間になる。トレーニングという事への感覚がそもそもズレていると感じる事が多い。

この習慣から変えないといけないと思って最近はコツコツやっている所ですが、根強く残っている【しきたり・習慣・伝統】というような言葉を使って意味や意図を考える事もなくこなしている子供が増えている事に危惧しています・・・。
価値は【どんな事をやったのか?】ではなく【こういう事の大切さを理解出来た】と残せるものがある事。

だから自分はトレーニングの内容はほとんど書かないのは【各自の受け止める内容が絶対に違うから】です。ここでこれをこのようにやりました、みたいに書いてしまうとそれを読んだ人、選手が【あ~こうしないといけなかったのか、こうしないといけないのか】みたいな考え方に縛られてしまうのが嫌だからです。自分ごときのトレーニング内容は隠すレベルでもないし、いつだって見せられるものですが、誤解を生みたくないので書かないようにしています。
ただ、その分はトレーニング中の雰囲気や人としての部分に関しては気付いた事を書いている。

今日も話をした事だけど、子供達の多くはサッカーにおいて一番大事な事を【技術】と思っている。でも、そうではなく一番【自分の判断でプレーをする事】だと思う。チームに合わせる、仲間に合わせる、は大事なんだけど、それをやる為に自分を犠牲にする事を最優先させるのは違うという事。自分の判断で選択し、プレーし、結果を受け止める事こそが基本なんだと思う。
それを理解出来ていない子が技術の事ばかりを話すからうまくもならない。

今になって自分も分かってきた所ですが、誰だってミスなんてしたくないのにミスをする。それを【サボった】とか【気持ちが入っていないから】とか【精神論で片付ける大人の多さ】が問題の地域。

本当は【分かっているけど身体が動いていない】とか【知らないだけ】という事がほとんど。
だからこそトレーニングの入口は自身の身体を動かす事や、理屈を知るという事をしなければならないのです。とりあえずやるだけ、とかじゃなく考えてうまくなる!それが一番正しいトレーニング方法だろう。

この考える事、自分の判断を後回しにして技術、技術と言ってる選手の先などたかがしれている。大事な事を大事だと思えた時から選手として大きく変われるんだろうね!

そんなきっかけを毎回与えられるようにがんばるし、今日も数名にはその変化を感じられる部分がありました!全体が一斉に、って訳にはいきませんが、コツコツ変化していく子が増えるようにがんばります!!
2022/01/13のBlog
[ 22:07 ] [ 練習の様子 ]
今日のナイター練習!!

各自の色ややりたい事がしっかりと見え始めている今日このごろ・・・。

アップの時間も個性が見えて面白くなってきたな~・・・と思うのですが、【全体】が良くなっていると思っても個々に目を向ければ【やっていない子が埋もれている】状態の時が多い。
【全体=平均的】という見方になるから全体という言葉をあまり使わないほうが良い気がする。
君だよ!それが出来るのは!!

ってな具合になるのが理想!そんな声掛けをしないといけない。平均値を取って【いいよ!】とか自分の基準だけで【いいよ!】って言ってしまう人が多いだろうけど、それをやるから曖昧な子がたくさん生まれるって事。

個性を育てていくという事は10人でも100人でもそれぞれの違いをハッキリと提示出来るようになる事だと思う。10人が、100人が、【ほぼ同じ】に見えている環境は絶対に良くないと思う。
今日は火曜日の引き続きをやりながらも、さらに新しい事を取り入れたりしていたのですが、なかなかうまくはいきませんね!と言うか、自分の頭の中にある【うまくやっているみんな】のイメージがあるから【出来ていない】と思ってしまうのでしょうね。

勝手な期待をして、勝手に裏切られた感を出す大人は最低のコーチであると教えられた事がある。まさしくその形だから、期待をしないようにして良さを引き出したいとは思う。

ただ、今日の対人に関しては数年前のファルコという感じでした。何も考えないで能力だけで何とかしている子が多く、まだまだだな~・・・と思いながら見ていました。
しかも途中に、少し忠告した事がまた昔のみんなに戻っていく雰囲気にした自分の【伝え方ミス】でした。。。

自分を信じてくれているからこそ、言葉はかなり繊細に選ばないと自分の影響力が大きい事を見落としてしまう。責任が伴う言葉の使い方は大切だし価値が大きい。その一言、そのタイミングで大きく変わる子もいるだろうし、そんなスイッチをたくさん入れられる事にコーチとしての価値があると思う。
横目に感じながら見守るキーパーはとても良い空気でトレーニングをしていました。

先輩の大悟くんが経験を踏まえてしっかりと伝えていたし、後輩のツッチーがそれを一生懸命に理解しようと努力していた。子供達だけでもしっかりとやろうとしている中、自分の中のどうもモヤモヤしながらやっている事に反省の念を感じた。

でも、自身の反省を感じる際に、同時に子供の成長を感じられる今は、悲しい気持ちよりもうれしい気持ちが結果的に大きくなっていく。自分の成果よりも子供達の成果!今後も自分の心は揺れ動くのだろうけど、目の前の子供達を冷静に観る事や、子供達に良くなる事への判断だけは後悔のないように選択していきたいと思います!
2022/01/11のBlog
[ 22:37 ] [ 練習の様子 ]
今日のナイター練習!!

最近はゲームをたくさんやれてきたので、練習とゲームの意識を繋げやすくなっています。怪我も少なく、みんなが元気にがんばってくれているのは良い事だし、継続出来るようにストレッチを含めた体幹トレーニングみたいなものはしっかりとやっていきたいと思います。

身体も、頭も柔らかいこの年代に情報を入れておけば将来きっと役立つ時が来るので、今は出来ない事でもコツコツ未来に向けてやっていきましょう!
今日のトレーニングも一貫して、【見た目地味】です(笑)

肩書き大好きな方とかが見れば【遊んでるだけやん】って言われるようなやつです。でも、ものすごく重要な事をやっているのと、イメージの具現化、表現力などは大きな差が出ているし、何よりも【意識してやってもなかなか出来ない事】というのを大事にしてほしい。つまり、意識などしない人間には到底到達出来ない事なのです。

正直、最近の部活動さんとのゲームを経験して本当に分かった事ですが【大切な土台作り】を疎かにして、やれ戦術的な事や、気合いや根性みたいな事言われても100%表現出来ないという事です。それに対してさらにイライラが爆発する環境、関係性は本当に良くない流れである事に気付く必要があると思います。
自分の手応えとしては、ようやく【トレーニングでやってきた事が試合で出来るようになってきた】という事です。

これ、案外難しい事なんですよ。今までも散々失敗してきた事。言ったら分かるだろ?そしたら出来るだろ?ってな感じで全責任を子供に押し付けていた時の自分から考えればようやくこうしてトレーニングと試合が繋がるようになってきたのは大きな成果であり、だからこそトレーニングの時間に価値が出てきたと思える。
簡単そうな事を簡単そうに行う。

これを目指しています!今日、みんなに取り組んでくれた全てのメニューですが、達成度は10%ぐらいですよ(笑) 全然出来ていません!コーチとイメージがまだかみ合いません(笑)

伝える方法も悪いので、コーチ自身がもっと学ばないといけないのですが、お互いに諦める事なく表現していく努力を重ねましょう!
真剣に取り組む中で、疑問の持ち方や取り組み方、工夫という点で成果は増えています。

だからトレーニング中の雰囲気も非常に良くなっていると思う。前向きな雰囲気に持っていくには???コーチの色々な仕掛け、工夫が必要だと思える。

良くなっていく子、停滞している子、差は何だろうか???って聞かなくても分かるレベルにはなってきたと思う。その上で自分はどちらに今いるだろうか???って事。自分を動かす自分のイメージ力と行動力を楽しみにしています!

まだまだ良くなっていくしかありません!どん底とか底辺とか思っていません。ただ、ひたすらに成長していける可能性が大きいだけなんです!前向きに、コツコツやってきましょう!!
2022/01/09のBlog
[ 17:06 ] [ 試合結果 ]
今日は朝から中区中央公園グランドで、中町中さんとのトレーニングマッチを行いました!

冷たい空気の朝だったし、グランドは凍っていましたが(笑)、同じ地域に住む者同士のあるあるとしてこのグランドだからこそ出来る事などを見つける事にテーマを切り替えられました。

最初はカチカチの状態から途中は溶けてきてドロドロになり、一番疲労が溜まる時間帯に重たい土になるから体力的にもハードになるのでそれを全部加味した状態で今日を楽しみたい、成果をしっかりと出せる選手のスイッチを押したいと思いました!
ただ、今日の場合一番勉強になったのは、相手チームの空気とプレーでした。

これはお手本にしたいという言い方にはなりませんが、反面教師的な事です。従順に言われた事を守ろうと(守らないと怒られる)する発想だからプレーは必然的に消極的になり、その消極さにさらに大声で指摘される・・・。この構図はコーチあるあるです。大人あるあるです。

こういう風にさせたいから!!という【強い思い】が【強い言葉】で出るから子供には入らない。。。事を経験で学べた大人は変われるんです!!自分もその一人なので。

でも、経験をいくらやっても【俺の言葉で喝を入れてスイッチが入った】と勘違いした認識を持つと、ずっとそうあるべきだと思ってしまう・・・。これが大人の落とし穴だと思っています。
子供の体力は本来、無尽蔵にあります!大人の想像なんて遥かに凌ぐほどに・・・。

なのに、それを削っているのは大人なんです!【もっとやれよ!サボるな!】という言葉が入ると子供は・・・子供に限らず人はやらなくなるものです。失敗を恐れ、怒られるのを恐れ・・・【だったらミスしない選択をしたほうが安全だ】という思考に入る。

パスを受けて、ミスして、取られて、怒られるぐらいなら【パスを受けない選択をする】選手になるのです。うまくなるでしょうか???そういう選手を観ると【何、逃げてんだ!】と叱責をする。そして、またそのマイナス思考サイクルに入る。。。が今日も目の前であからさまに起きました。だから、うちが走り勝っているような見た目になりましたが、単純に体力を精神的に削られた相手チームの足が止まったというほうが正解な言い方になります。
大人の【支配】はものすごく罪深いものです。

主役は一体誰なんだろう???今日も恐らく勘違いされていたのは【主役はお前なんだからやれよ!!!】って言ってるように聞こえる(そのまま言ってた訳ではありません)。

でも、そういう誘導をしてしまうと結局は主役が【自分】になっている事に気づかない大人が多いのだと思います。自分も20代はモロにそうだったので本当に今痛感している所。

だから、今日の交流戦の空気になれば【万が一】にも負けるという事が起きないのです。子供達の空気を見れば【この状況をひっくり返したい】ではなく【なるべく大声で言われないようにしたい】が圧倒的なんです。その空気の中では子供は育ちません!うちのやり方が正しい、じゃなくて【それは違う】という事だけは確かなんです。
笑顔の数も圧倒的に勝っていたうちのペースで終始サッカーが出来たし、昨日の経験があって相手に乱される事もありませんでした!

昨日不在だった主将がいてくれた安心感は大きかったと思うけど、一人一人が変わろう!変えよう!の意識が強かった事が最大の成果。今日うまくいかなかった子だってもちろんいます!当たり前です!毎回、そういう子がいるのは当然ですから。でも、【ダメ】じゃなくて【今日のこの結果を受けてこれからどうするか?】だけの話。

前向きに、考え方の成果、技術の成果に、大きな成長を感じました。まだまだ伸びれる君達といる時間をこれからも大切にしていきます!

【こうすればこうなる】という事を自身の戒めとしてきちんと受け止めたいと思います。

早朝からの準備、対戦してくださった中町中さん、ありがとうございました【礼】
2022/01/08のBlog
[ 21:13 ] [ 試合結果 ]
今日は心地よい天気に恵まれた中、トレーニングマッチを行いました!

クリヴォーネさんにお誘いしてもらい、一緒にサンターリオさんともさせていただきました。今の3年生がクラブユース大会で対戦した際に、相手の術中にハマりにハマり・・・大差で敗戦した相手だったのですが、代が変わり今日が最初の対戦となりました。

クリヴォーネさんとも久しぶりの交流になったし、違ったタイプの相手に対して自分達の基準がどこまで通用するのか?しないのか?などを今日も探れたら、と思って一日楽しみました。
今日一日帯同して思った事があります。

それは・・・

真面目な子はプレーに正解が一つしかないと思っているという事。だから、考え方の幅が狭く、思考範囲も狭い。という事。

それと違ってうまくなりたい子というのは思考が豊かなんだと思う。自分自身の未来と勝負が出来るから【なりたい自分がライバル】と思える。それがうまくなっていくコツだと思う。誰かと比べるから【成果よりも結果】になるのは当然の思考。勝った、負けた、優っている、劣っている、しかなくなってしまう・・・。その思考だから【うまくいったら満足・うまくいかなかったらこの世の終わり】みたいな考え方になり、結果的に言うとどちらの結果であっても自分の成長が止まるんです。
今日も選手とたくさん対話をしましたが、言葉のラリーがなかなか続かない・・・。

と言うか、思考停止してしまう子供達の性質に問題を感じる。。。それはなかなかこちらが動かせるものではない。どう考えても本人が目指すべき形や目標、目的を持っているからこそ動くものだから。

【うまくやろう!】とは言っていない。こちらが言ってるのは、

【うまくなろうとする行動をしよう!】だ。結果も求めていない。でも、子供の根っこは強烈だ。
大人に【支配】されたその脳を自ら動かす事はこちらが思っている以上に大変な事だと思う。

昨日の練習でようやくそのスタートラインに立てたような実感があったが、今日は主将を欠いた中で、多くの選手が主将に任せっきり、頼りっきりだった自分に気づけたと思う。

うまくいかなかった事を成果と捉え、明日の自分をどう変えようと努力をするか?が重要なのだが、なかなか思うようにこの思いが伝わらない・・・。コーチと言うのは本当に無力だし、ほとんどの事が報われないし、目に見える成果などほぼほぼ皆無だ。

だけど、子供の目の色が変わるとか、スイッチが入った時はたまらなくうれしくなる。その喜びがあるからこそ続けられる。
存在感・空気・繋がり

これが今のチームが意識している部分。以前よりも理解は急速に深まってきているのは分かるが、行動としてそれらを出せるレベルにまで到達しているのはごく数名だけ。

ただ、葛藤したり戦っている時間こそが今の君達がこの年代で【最もやるべき事】なんだと思っている。手を貸したり、力を貸したいと思ってもそれをする事こそが【悪】なんだと思っているから我慢をする。

正解は自分で作れ!自分を信じて正解に持っていけ!

心から応援をする。君を、君達を信じている!


対戦してくださったサンターリオさん、クリヴォーネさん、ありがとうございました【礼】
2022/01/07のBlog
[ 23:03 ] [ エリート塾 ]
今日のナイターはエリート塾との合同トレーニングでした!!

一年間一緒にがんばってきた小学生達も年をまたぎ、ようやく【トレーニング】をしてくれるようになってきたという感覚です。。。

え???今までは???

となるのですが、正直これまでのみんなは【言われた事だけをこなす子】だったのです。疑問を持つ事もなく、言われた事を言われた通りにやろうとするのが目的。真面目に、素直に、って・・・それをここに来てようやく【話を聞けるようになった事】からスタートし、ようやく【自分の頭で考える】ようになり、【自分の意思でプレーを行う】という流れに到達してきました。
何を今頃言ってるの???と思う人のほうが多いと思いますが、この地域ではこういうのが現実なのです。

コーチ側も正しいと思う事を的確に伝えたいから【何とか分からそうとする】努力をされる。。。その圧と思いを感じるから子供達は【・・・はい】と分かっていなくても分かったようにする術を覚えてしまう。そして、一回一回の練習をそれで過ごしてしまうから、いざ試合になると当然やってきた事が出来ない・・・本当は分かっていないのにそのままだから出来ない現実が起き、それを観るコーチがまた【練習でやってきただろ!何やってんだ!】ってなる。。。

この悲しいサイクルこそが【本当の現実】なんだと思っています。
だからこのエリート塾では自分の中の目標を【自分の意思でトレーニングする】事にしていました。

それがこの時期になって【ようやく兆しが見えた】という事なんです。上手とか下手とか、そういう次元に到達する以前にやらなければならない事。肝心のチームでなかなかそこに目を向けてもらえていない事。ここでやるしかないから時間をじっくり掛けてやってきました。

それが今になって本当に、ようやくきっかけとして出てきたのが実感。決して【上手になった】という言い方ではないですが、上手になるかどうか?はこれからの本人の気持ちの大きさで決まるし、少なくとも【本人次第】の所まで来た事は大きな成果です!
コーチがうまくしてやった、とか教えてあげた、という形は健全ではありません。

初めて立った時も、ジャンプした時も、ケンケンした時も、自転車に乗った時も・・・自分で考えて行動した結果なんです。教えられて出来たものではないのです。うまくなっていく方法の【入口】もずっと自分の意思なんだと思うのです。

他人に与えられたものなんて簡単に消えるし忘れる。
でも、自分で得たものは記憶に残る。

今日はそういう話も入れながらドリブルというテーマを持って色々やりました。頭が混乱しながらも、それでも【あ~でもない、こ~でもない】と言いながら変化を加えながらやってくれた事やその空気!そこに価値がありました!
正しい練習とは???日本サッカー協会目線で言うと【テーマに沿った事を表現させる】みたいな事でしょう。。(一応こう見えてもB級ライセンス取得しているので)

でも、その一般的な常識を踏まえた上で今はそうではなく、正しい練習とは【自分の意思でプレーを判断、決断する事】だと思います。それが前提にある上で【もっと良い選択肢は?】みたいな話になっていくと思う。

ようやくスタート地点に立てたという感覚です。でも、遅いとも思いません。目標にしていた形なので、これからの伸びしろのほうが大きいしワクワクするだけです!急がなくても良いから確かな何かを残していける毎回のトレーニングにしていきましょう!!

きっかけさえあれば誰だって大きく飛躍する可能性はあります!毎回が、誰かの、何かの、きっかけになれば・・・と思います。今日もがんばってくれたみんなありがとう!!
2022/01/05のBlog
[ 19:42 ] [ 試合結果 ]
今日は平日でしたが練習試合を行いました!

せっかくの冬休みなので、みんなの試合での変化や成長も見たいし練習でやってきた事がどれだけ出来るか試させたいのもあるので本当にありがたい機会でした。

今日の相手は社会人のサッカー繋がりから交流のある水本先生が顧問をされている加古川中学校さんでした。大きなグランドだな~と感心していたら・・・それもそのはず!学年に8クラスもあるというマンモス学校です!!そんな大きな学校ですが、サッカーの人気はイマイチらしく(苦笑)、部員もカツカツだと聞いていました。さらにこの時期ですから体調不良などもあって今日はうちから貸し出す形になりましたが・・・・うちの中の調子の良い子、色のある子、を敢えて相手チームに出てもらって対戦すると・・・という良い発見が出来たのは大きな成果の一つです!
また試合という場だからこそ気付いてくれる機会になりやすいと言うのもあります。

練習の時にも【一応】は伝えます。

『試合の時にそんなんで大丈夫か?』みたいな事を・・・。

ただ、そういうのは本当の試合でしか分かってくれない子が多いし、もちろん自分の伝え方もあるけれど、経験させないと分からない事のほうが圧倒的に多いという事ですね!
そんな中で、うまくいかずに涙を浮かべる子もいました。

同じ男です!気持ちは十分分かります。でも、『助けたい』の気持ちが『優しい言葉』だけでは男は男になれません。みんなはまだ少年です!ここから大人になっていくのですが、その為の大事な大事な経験なのです。心を使い、心を痛め、傷つけ、苦しいとか胸が締め付けられる思いとか、そういうものと向き合った先に【凛々しい表情】になるのです。

今日だけでも1年生の数名が変わりました。スイッチを自分でがんばって押しました。めちゃくちゃすごい事だと感心します。心に強く攻撃はしますが、折ってしまうと大人としてはやり方が違うと思っています。自分のやり方は心を折らずに、心の深い部分に問いかけ、見つめさせる事をいつも考えてやっています。

短い時間の中でも変化した子、成長した子がいた事は今日の最大の成果です!

途中には厳しい話もしました。罵声とか、そういう事じゃなく【本当に今日という日を戦えているのか?何か残す覚悟はあるのか?】というような事です。コーチの言いなりになるという事ではなく、反発をするという事でもなく、【僕はこうしたいと思っていました】の意思がある事。そういう心の部分の成長が必要だと考えています。

グランドに着くとすぐに準備している相手チームに一番に目を配り手伝った雄斗くんと竜生くん。。。その成果は素晴らしいと同時に、その同じ時間に自分の準備で精一杯の子、自分の準備だけでも遅れている子、違いがあるのは当然だし、みんなが同じように気付くなんてもちろん思ってもいません。ただ、同じチームの中でもそうやってすでに前を走っている人間がいる事を知っておく必要はあるという事です。
昨日トレーニングに参加してくれた小学生達にも言いましたが、

【自分で作る目標と基準が低いから自分で安心したり努力をしなくなる】

という事です。現時点では絶対に届かないとしても【そこにいくんだ!】という強い決意があれば身体と行動はそちらに向いて動くんですよ。それが大事だと思います!

良い選手間の繋がりもたくさん見れた。出来の悪さに自分で落ち込んだ子が顔を上げてプレーで自分の心に打ち勝った子。良いプレーをしたからこそ疑問を持ち、より良いものを作ろうと動き出した子。武器の出し方、使い方、良い守備と良い攻撃は表裏一体である事。
相手チームに入ったからこそ見えた【ファルコというチームの姿】などなど・・・。得るものがたくさんありましたね!

交流だからこそ生まれる大切な経験を今後も大切にし、今日得られたものが【新しい自分の中の基準】としてアップデートされる事を楽しみにしています!

加古川中学校のみなさん、ありがとうございました【礼】
2022/01/04のBlog
[ 21:54 ] [ 練習の様子 ]
今日のナイター練習!

新年最初のトレーニングでもあります・・・が、年末までと何か違った事をするのではなく継続させていくだけです!変化、成長、革新させていくだけです!!今、ファルコとして取り組んでいる事はものすごく大切な事であり、目に見えにくいものです。派手な見た目の変化はありませんが、ゲーム中に見え隠れする動きに変化は十分に感じています。

みんながそうやって【自然に】それらを出せる事がトレーニングの賜物だと思っています。意識して行うのがトレーニングで、自然と出せるかどうか?を試すのが試合だと思っています。
今日のトレーニングも身体を扱う事をやりますが、何しろみんなの中に染み付いている【動きの癖】というのは簡単には取れません。そして、その身体、動きと向き合ってきているみんなは【変える必要なんかない!やりにくくなるだけだ】とさえ思う子もきっといるでしょう・・・。いくらこちらが良いと提供したものでも、そうやって子供側が信じてくれなければ何をやっても入りません。

だから、道が長くどんなに遠くても一番の近道は人と人の関係を結ぶ事、信頼を得る事以外にはないと思っています。ですが、自分が信頼をしたからと言ってしてもらえるとも限りません。関係性というのは双方の気持ちがあってこそ成立するので・・・・という事も踏まえて、今年はある程度割り切りを持つ事を考えています。
これまでは【どうすればこの子は分かってくれるのだろうか???】に時間を割いてきました。何度も悩む中心にはその考えがありました。

それを捨てるとまでは言いませんが、相手が分かろうともしないならば無理に伝える必要がないという事です。そこでがんばっても無意味な時間が過ぎる事も経験で理解したので、今年は割り切りを持って相手のタイミングを見計らって伝える努力をしようと思います。がんばろうと、習得しようとしている子にはアドバイスを行い、自らやる意思がない状態の子までは追いかけない。ただし、見捨てるのではなく見守りながら変化のあるタイミングで声を掛けるようにしていきたいと思う。
幸いにも今のファルコの1,2年生は非常に物事に対して前向きに、真摯に向き合える子が多いのでその辺りの心配はありません。

悩みながら、ですが前向きさを感じるし変化も見える。まだまだうまいと言える選手はいませんがうまくなろうとする選手達だから必ずうまくなる時が来ると分かっています。みんなの前向きな時にこそ色々与えて、考えさせて、乗り越えさせる。これが大切なんだと痛感します。
さぁ、みんなはどんな選手になりたいと思う???

トレーニング中にまだまだ細かい意識で向き合えない、精神の幼い自分の事を理解していますか?ゲーム形式になると、その部分が【ミス】となって出ている事に気付いていますか?その意識の弱さを【下手くそ】という言葉一つで誤魔化していませんか???

まだまだ君達はビックリするぐらいに成長していきます!!確信しています。だからこそ、一回一回の改善にもっと力を注ぐべきだとコーチは強く、強く、思うのです・・・。

というコーチの思いや欲はあくまで自分の中だけのものであり、これを子供に押し付けた時から関係性に溝が入るという事なんですね。それも何度も経験してきたからこそ子供に押し付ける事や期待をする事をやめました。


だから今は前向きな発見しかありません!聞く人によっては否定的な言葉に聞こえたとしても、自分の見えている先には良くなってるその子の姿しか見えていませんので、否定的な結果には絶対にならない事も分かっています!今年は、より自分自身の事も信じて、子供達の事も心から信じれるコーチになります!