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とがびアート・プロジェクト
記事一覧イベント一覧
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2012/03/14のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。今日の朝日新聞長野県版「きょういく長野」のページに、コラムを書き始めました。これから一年間、毎月一回のペースで書いていきます。内容は、美術教育を通した学校や中学生の可能性や今の姿について書いていきます。ねらいは、中学生のおもしろい姿や良い姿を美術やアートを通して見ていく事です。

皆さん、よろしかったら御一読くださいませ。
2012/03/13のBlog
今日は、戸倉上山田中学校の3年生を送る会でした!美術部では、ステージバック制作を必死に行い、なんとか完成しました。今日の朝早くから登校して修正をする生徒たち。もっと良くしようという気持ちが伝わってきました。顧問の私は、雪による渋滞で朝早くたどり着けず、車の中で生徒たちがヤキモキしてましたが、ステージに行くと生徒たちは制作を進めていて、今年の2年生もやるなーと安心しました。
 今回は、教室の風景を描きました。巨大なステージがまるで教室のようです。難しい遠近法で悩みながらの制作でしたが、よく成し遂げました!これから益々パワーアップしそうです。
とがび でも披露した美術部員2名のいるHIPHOPのグループもステージで踊りました!教室の中で踊っているような・・・と思ってもらえると嬉しいですね。
2012/03/12のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。明日で今年度の授業が全て終了します。なんとか、1学年の授業も作品完成を持って終了します。本当は相互鑑賞で終わりにしたいのですが、それは無理でした。納得の行く完成を優先しました。


写真は、1年女子のキンキラ図屏風。

題名は「炎と水(あかとあお)」。

色と形で、相反する対象を描いています。

風神雷神図屏風と同じ構図です。
2012/03/11のBlog
[ 18:42 ] [ Nプロジェクト ]
Nプロジェクト実行委員会事務局の中平です。アサヒアートフェスティバル2012も楽しみになってまいりました!!

◎AAF2012参加企画 全22企画
★は選考委員会による採択にあたってのコメントとなります

01
ROAD TO 飛生芸術祭2012
飛生アートコミュニティー【北海道白老郡白老町】
★1986年に発足したという団体としての持続的な活動に敬意を表します。今回の企画書ではネットワーク形成への強い意識、また「飛生芸術祭2011」でのアイヌ文化との積極的な連携と、これをさらに深化させようする試みに注目しました。アイヌ文化とのかかわりにおいては、歴史性をさら深め、飛生ならではの企画実現を期待いたします。

02
南三陸 福幸きりこ祭~白い紙で彩るみんなの記憶(仮称)
ENVISI(エンビジ)【宮城県本吉郡南三陸町】
★AAF2010からの企画であり、これを震災後にも形を変え継続されてきました。過酷な経験のなかでまったく新しい企画を立ち上げるのではなく、中核となる「彩プロジェクト」に寄り添い、これまでに積み上げた経験を元に発想されている点を評価いたします。南三陸を拠点とした未来を見据えた豊かなビジョンに深く敬意を表しつつ、無理のない活動となることを願っています。

03
女川常夜灯2012「因と縁とむすび目に明滅する一つの灯」
対話工房【宮城県牡鹿郡女川町】
★震災によって甚大な被害を受けた地域にあって大きなイベントを目指すのではなく、「対話」をキーワードとして、世代間、地域間を越えた交流をめざすという姿勢に共感します。また企画継続を強く意識されており、その点にも注目しています。これまでにAAFに関わって来た人たちが活動の中核を担っており、AAFネットワークに新たな展開が生まれることを期待します。

04
田んぼの記憶 ~ふくしまで、生きる~
TSUMUGUプロジェクト実行委員会【福島県いわき市、全国数カ所】
★新規の企画でありながら、震災以前より郷土芸能に対するまなざしをもち、その地の記憶をどのように紡いでいくかという模索を続けられています。震災以降の過酷な状況の中にあっては、「土地の記憶」について、より切実なアプローチをされており、それでいて確かな普遍性をもった企画として結実させた点を高く評価します。今後の展開に期待いたします。

05
北本ビタミン2012 おもしろ不動産
NPO法人 キタミン・ラボ舎【埼玉県北本市】
★歴史を踏まえながら「北本」という地に独自性を見いだそうとする強い意志に敬意を表します。企画立ち上げから市内の空き家、雑木林などに一貫して着目しており、継続的な活用や、アーティスト・イン・レジデンスへと着実に発展させている点も注目しています。ネットワーク形成の目的も明確で、AAFネットワークの積極的な活用を期待します。

06
めざせ太田市場! 寺島なす復活プロジェクト
寺島・玉の井まちおこし委員会 【東京都墨田区】
★地域のまちおこしを目的としてすでに実績をもつ団体が、これまでの活動にアートを介在させようとする試みに注目しました。柱となる「寺島なす復活プロジェクト」も具体的で、「食」をテーマに大変魅力的です。アートが介在することでなにが生まれるのか。ネットワークができることはなにか。企画の進み行きに大いに期待しています。

07
余白ネットワーク ~○○をDiYする!~
秋葉原ネットワーク実行委員会【東京都千代田区、全国各地】
★多層な人々が集いそれでいて互いに交わることのない街、秋葉原において、人との関わり、地域との関わり、また生き方そのものを切実に模索している企画として注目しています。立ち上げとなった昨年、AAFでは「企画としてわかりにくい」との声がありました。企画者はこの点を自覚しており、今年は他者を巻き込む仕掛けづくりなど、企画の可視化に努められることを強く期待いたします。

08
横浜下町パラダイスまつり2012
ART LAB OVA【神奈川県横浜市】
★社会的なマイノリティーに目を向け、地域に錨を下ろしながら、独自な視点で様々な物語や問題を浮かび上がらせて活動につなげていく手法に敬意を表します。コミュニティの一員として着実に浸透している様子も見受けられます。またAAFネットワークを活用しつつも「横浜下町パラダイスまつり」を将来的に自立して継続させようとする模索にも深く共感します。

09
中学校を(最後まで)美術館にしよう・序~とがびアート・プロジェクト2012
Nプロジェクト実行委員会【長野県千曲市】
★中学校を舞台に、中学生と共に全国でも比類ない活動を8年にわたり継続してきたNプロジェクト実行委員会に深く敬意を表します。その実行委員会が、中学選択教科廃止と校舎の全面改築工事を機に、卒業生、地域、アーティストと連携してこれまでにないプロジェクトを展開しようとしています。十分な実績を誇りながら、あえて新規企画として応募された気概を高く評価します。

10
「佐藤は見た!!!!!!」「レジデンスプロジェクト」
NPO法人 クリエイティブサポートレッツ【静岡県浜松市、藤枝市】
★「たけし文化センター」「アルスノヴァ」を軸としたここ数年の活動だけを見ても、着実な深化と広がりがあり、その独自性も比類のないものです。またAAFネットワークを積極的に活用されており、訪れる人もそれぞれ強い刺激を受けていると感じます。新しい拠点となったインフォ・ラウンジとの連携、またレジデンスプロジェクトの試みなど、さらなる広がりに期待します。

11
ちいさなアートジャンボリー2012
長者町まちなかアート発展計画【愛知県名古屋市】
★1年目でありながら地域に溶け込み、企画を成功させたことに深く敬意を表します。また昨年はAAFネットワークを積極的に活用されました。2年目に入り、継続した活動として定着させたいとする姿勢に共感いたします。大きな外側の動きに惑わされることなく、長者町を拠点としてのさらなる企画の充実と体制づくりを応援いたします。

12
大阪七墓巡り復活プロジェクト
大阪七墓巡り復活プロジェクト実行委員会【大阪府大阪市】
★江戸期に実際にあったという「大阪七墓めぐり」を復活させる試みは、新規の企画でありながら、公開セミナーを連続して開くなど、周到な準備を重ねています。歴史性、場所性に着目しつつ、たんに過去を回顧するのではなく、この時代に復活させることの意味を明確に意識しており、そのしたたかな批評性を高く評価します。この企画の継続した活動を期待します。

13
西宮船坂ビエンナーレ2012「結(ゆう)~connection~」
船坂里山アートを考える会【兵庫県西宮市】
★2009年のプロローグから、長期的視野と明確な目的を持ち、着実に企画を育てあげてきたことに深く敬意を表します。AAFに初参加となった昨年はネットワークをよく活用され、その成果を今回の企画にも積極的に取り入れています。船坂の地域性に立脚した大きな構想と、ネットワークの重要性に着目している点を高く評価します。

14
淡路島全島ミュージアム構想2012 Take the A bus ~Aバスで行こう
NPO法人 淡路島アートセンター【兵庫県洲本市、淡路島全島】
★昨年の企画休止を経て、魅力的な企画をたずさえてのAAF復帰を心から歓迎します。「全島まるごとミュージアム構想」など、淡路島をめぐる環境の変化のなかで、「淡路島アートセンター」が今後どのような方向性を持って活動を続けていくのか重要な分岐点となっている、との意見が選考委員会で交わされました。AAFネットワークを活用され、活動を続けながら団体としての展望を明確にされることを期待します。

15
アートリンク・プロジェクト2012 往く人・来る人
NPO法人 ハート・アート・おかやま【岡山県総社市、笠岡市(笠岡諸島)】
★人との関係性を重んじ、地域に寄り添い、その歴史性に立脚しながら、大きな構想を実現していく企画者に心から敬意を表します。また、年々広がりつつある企画においても、そのひとつひとつに企画者にとっての切実な必然性が感じられ、普遍性を持ち得ている点に注目します。一方で、これらの企画を実現していく体制については、企画者に負担がかかりすぎているのではないかとの心配の声もあがりました。単純に人を増やせばよい問題ではないことを理解しつつ、無理のない運営を期待いたします。

16
隠岐アートトライアル2012「美田学校再生への実証活動」
隠岐アートトライアル実行委員会【島根県隠岐郡西ノ島町】
★「外浜まつり」から「隠岐アートトライアル」への進み行きに、活動の確実な深化を見ることができます。とりわけ元・美田小学校の活用を中心に据えた活動は明確な目的を持ち、廃校活用にあたり全国のネットワークとつながろうとする姿勢にも共感いたします。一方で、代表者とアーティストの信頼関係を軸にしている点は評価できるものの、新しいアーティストを加えての広がりに期待します。

17
OPEN STUDIO/ON AIR(オープンスタジオ/オンエアー)
AIR ONOMICHI/なかた美術館/光明寺會館【広島県尾道市】
★尾道という大変魅力的な舞台で、旧市街など、市内の様々な地点で活動を続けてきた人々がネットワークされ、山手地区に結集して多様な活動を行おうとしている点に着目しました。企画意図は明確で、豊かな構想を感じます。AAFネットワークに新風を巻き起こしてくださることを期待します。

18
てしまのまどの夏合宿(仮題)
てしまのまど【香川県小豆郡土庄町】
★豊島という固有な島に依拠しつつ、さまざまなメデイアを利用して情報を発信し、地域内外の人々と対話し、そこからなにかしらの表現につなげていこうとする試みは、モデルとなってどの地にあっても普遍性をもつ可能性があります。しかしこれを継続した活動としていくことは容易ではないことも予想され、継続を意識したより踏み込んだ工夫を期待します。

19
神山アーティスト・イン・レジデンス2012
神山アーティスト・イン・レジデンス実行委員会【徳島県名西郡神山町】
★13年間にわたってレジデンス事業を継続しており、森づくり、雇用促進、移住促進事業などと有機的なつながりをもって活動されていることに深く敬意を表します。そのうえでAAFネットワークとして他団体とも関係を深めることで、地域におけるアート・プロジェクトの次のステージを模索したいとする姿勢に共感します。

20
糸島芸農(Itoshima Arts Farm)
糸島アーツファーム実行委員会 【福岡県糸島市】
★さまざまな分野で実績をもつ人々がネットワークを形成し、糸島という注目される地で、「食」「農業」「歴史」などをテーマに企画を展開させようとする点に注目しました。農業のサイクルにあわせたプログラム、それぞれのプログラムをプロジェクト形式でつくり出そうとするなど、実験的であろうとする意図も見えてきます。今後の展開に期待いたします。

21
くまもとアートナビアガーデン
くまもとアートナビ【熊本県熊本市】
★熊本市文化圏で活動するアーティスト、アート関係者、劇団関係者、女性ネットワーク関係者がネットワークを形成し、アートセンターを設立しようとする試みに注目しました。今年一年の活動がアートセンターの設立につながることを期待します。熊本では、昨年の「河原町文化大爆発」を展開した河原町文化開発研究所がAAFネットワークに参加しています。河原町文化開発研究所とともにAAFネットワークを積極的に活用してください。

22
コザクロッシング2012ーシチビアート
スタジオ解放区【沖縄県沖縄市】
★都市計画などの影響を受けてコザ十字路銀天街の衰退は進んでいるものの、地域固有の歴史文化と民間信仰を必然とした活動を続け、さらに「土着辺境ネットワーク」として、各地と連携を模索し続ける独自性とその姿勢を高く評価します。歴史性に依拠しながら、同時代性を見失うことのない活動はAAFネットワークに強い影響を与えています。AAF世界ネットワークの重要な拠点としても今後の活動に期待しています。



櫻ヶ岡中学校の中平です。2学年の必修美術の授業は先週で全て終了しました。ココロ14歳という紙粘土と蛍光塗料を使った「今、現在の自分のココロ」を制作してきました。

その作品を暗室でブラックライトを使って光らせる鑑賞会をしました。その鑑賞会のあと、生徒たちは美術室へ戻り、静かに感想を記入します。この感想記入が、1年間の2学年としての美術の総まとめとなります。
生徒の感想を掲載します。

●ブラックライトに照らされた自分や友だちの作品を見てどう感じましたか。

・私のココロは全然光ってなかった。でも上の部分は光っていて、まさに枯れてしまった花だなあと思った。私的にはこれが自分の今のココロだから、いいと思った。
・Mさんの作品のくねくねしたところが、Mさんの柔軟なところを表していて、Mさんらしいなあと思った。
・想像と違うひかり方をした。自分ぽかった。点の部分しか光っていなかった。←これがよかった。
・細い棒の上に乗っている作品は、不安定なココロに見えた。
・これからは、自分らしさを出し、輝くように生きていく。ココロ14歳みたいに、自分のココロに正直になる。
・ブラックライトに照らされていない時より、照らされている時のほうが、本当の自分のココロみたいに見えて、自分のココロがどういうものか分かった気がした。
・混ぜ合わせた色も光っていてびっくりした。ココロの中の暖かい部分がちゃんと光っていたので安心した。
・私は何かと形にとらわれるというか、型にはまってないと安心できないようなココロなので、作品のような鎖をとっぱらってちゃんと自分で何事も決めていけるようにしたいです。
・ブラックライトに照らされた作品を見て、特に黄色が映えて見えました。すごく光っていて、感動的だったし、今にも動き出しそうな感じがしました。
・小さい頃のココロはみんな自由で、そういうのは今はないなあと思いました。思春期に来ると少し暗めの色も出てきて大変さが伝わりました。
・私の作品は、あまり発光せず、まだまだモヤモヤしたところがあるんだなあと思いました。脱モヤモヤ。少し宙に浮いている感じがあって、空中をさまよっていました。さまよっている部分が今の私にぴったりです。
2012/03/10のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。いよいよ今年度もあと一週間となりました。美術部も新年度に備えて、片付けや掃除、作品撤収が続いています。


さて、廃材アート2012に出品したままになっていた「ありえないバースデーケーキ」を今日撤収しました。

感謝の気持ちを持って片付けも一生懸命行ないました。
櫻ヶ岡中学校の中平です。


今日の放課後、多目的教室で行なわれていた卒業制作展の会場を全て撤収しました。


がらんとした空間が、ちょっと寂しいです。